もう、本当のことを言い合いましょう。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばの平均年齢は、70歳を超え出しました。


活動基盤を、5つの分野 ( � 自然環境の保全 � ごみの減量化 � 地球温暖化防止 � 食生活を育む� 市民環境意識の醸成)  に置いていますが、できるだけ体を使った活動を信条としています。


市民農園里山を維持管理しながら、体を鍛えています。


お陰様で会員は概ね丈夫で、大病を患っている人はいません。


今日 (12月19日 月) の日経新聞朝刊 1面に、「チェックなき 膨張 社会保障費」 の記事が大きく報じられました。


今、年金も、介護も、医療も、現役世代の稼ぎにおぶさっているわけですが、2030年には、この支え合いは限界にくると報じています。


記事は、最近亡くなったある男性 (80歳) の、直近 3年半の医療費は、7,500万円 自己負担は、190万円、レセプトには、70を超える病名が並んでいたという。


高額医療制度に守られてきたが、今や歯止めを失い、制度を根本から変えないまま、不都合な未来はもう目の前に来ている、と記事は言っています。


年金・介護・医療など、社会保障費や、その他の行政サービスも膨れ上がっています。


誰が考えても、歳入の2倍も歳出したらもたないことは分かります。


国民は、バカではありません。


高齢者は、次の世代 (子供や孫) に負の遺産を残すことは望んでいません。


もう、本当のことを言い合いましょう。


もう、耳障りの悪いことは避け、心地の良い話をする為政者は信用しないことにしましょう。


今、島田市でも、市長が、「市民本位のまちづくり」 を掲げて懸命に市政の立て直しをやっています。


市民本位のまちづくり = ”人づくり” だという。


その向こうにあるのは、人づくり = 自主・自立できる人づくり です。


人口がどんどん減っています。 


当然、税収も減って行きます。 今の行政サービスは維持できなくなる。


だから、なるべく公助に頼らない、自主・自立・共助 なのである。


現在の、行政サービスの中には、自主・自立・共助で、公助を削減できるサービスがいっぱいある。


医療・介護の分野でも、なるべく医者にかからない方法はいっぱいある。


もう、それに気が付いて、みんなで、自主・自立・共助のできるくらしを考えようではないか。


今の市政は何もやってくれないと、まだ、行政サービスのアップを求める人がいますがそれは間違いです。


このままでは、国民すべてが ”共倒れ” になってしまいます。


今日の日経新聞の記事は、それを示唆しています。