「協働」 という信頼関係を大事にして行きたい。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


「協働」 が叫ばれて久しい。


「協働」 とは、市民・市民団体・事業者・行政が、 「お互いを理解しながら共通の目的を達成するために協力して活動すること」 「社会の課題の解決に向けて、それぞれの自覚と責任の下に、その立場や特性を認め合い、目的を共有し、一定の期間、積極的に連携・協力することによって、公共的な課題の解決にあたること」 であると世古一穂先生は説いています。


この協働というスタイルが、全国各地で取り組まれ、成果を上げつつあると言っています。


しかし、島田市の市民団体間の協働はこれまで遅々として進みませんでした。


また、市民団体と事業者の協働、市民団体と自治会の協働の事例も極めて少ない。


市民団体と行政の協働の事例は多いが、これまでは行政主導の協働であったと思う。


この数年間で、「しまだ環境ひろば」 に、他の市民団体から 「協働」 を働きかけられたことは一度もない。


行政と 「協働」 したことは数多いが、行政と一緒に仕事を協働したことはありませんでした。


これではいけないと、「しまだ環境ひろば」 から、努めて 「協働」 を持ちかけている。


  ■ 昨年 7月〜9月の3ケ月間、生ごみの自家処理をしている市民団体が取り組んでいる5つの方式を、関係団体の協力の下で実証実験を行い、同年開催された 「島田市 くらし・消費・環境展 2014」で結果発表した。


  ■ 去る7月9日(木) 「島田市 生ごみ堆肥化・消滅化 市民活動団体意見交換会」 を開催し、今後の生ごみ自家処理の推進を協働して運営して行くことを約束した。


  ■ 去る8月20日 「ごみの減量化」 に向けて、「島田市 食推協」 さんに、市民へのエコクッキングの普及を働きかけ、協力を取り付けた。


  ■ 来る12月5日 生ごみ自家処理学習会 「あなたにピッタリの生ごみ処理法を選ぼう」 を、5つの市民団体が協働して開催する予定。


  ■ 行政との協働では


    ◆ 「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 を庁内に設置し、企画段階から、市民と行政が同じテーブルについて、検討し、実行計画の立案・予算措置 (行政) へと進み、これから実行されようとしている。


    ◆ 「島田市水力発電創出合同検討会」 が、庁内に設置されて、モデルケースづくりが進んでいる。


    ◆ 「島田市くらし・消費・環境展」 も、市民による実行委員会が組織されて、「協働のスタイル」 で検討・実行されている。


島田市に於いては、新市政の下、「新しい協働のスタイル」 が進み出しました。


所轄の関係各課も、真剣に取り組んでくれている。


この 「協働」 という信頼関係を大事にして行きたい。