循環型社会の構築は、協働と連携から

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (9月26日 夜 月) は、「島田市の循環型社会を考える会」 の臨時会合があり出席しました。


しまだ環境ひろばは、「島田市の循環型社会を考える会」 と連携しています。


島田市の循環型社会を考える会」 は、島田市の循環型社会形成に向けたシステムの構築と、それにかかる実践的な取り組みの推進を目的としています。


その手段として、島田市の市民団体や事業者さんとの連携や協働を志向しています。


昨日は、連携の成果でもありますが、来る10月15日(土)開催予定の 「島田市くらし・消費・環境展 2016」 へ、 「親子でエコクッキング」 のテーマで協働出展をするので、その内容や役割分担について内部打合せをしました。


これから関係団体と詳細打合せをした上で、準備が始まります。


さて、市民活動は、大きく分けて2つあります。


 ■ 自治会 (町内会) 活動 → 地区内活動 (縦割り社会)

   ◆ 市内を地域ごとに区割りして、行政の伝達機能を担っている。

   ◆ 最近は、自治会毎にコミュニティ委員会を併設して、お祭りなどその自治会の共通イベントを実行しています。


 ■ 任意市民団体による地域横断的、専門分野活動  →  (横割り社会)


しまだ環境ひろばは、後者に属しますが、一団体の活動での成果に限界を感じ、できるだけ幅広い、協働や連携を目指し、行政を始め、前述の2つ活動との交流を深めています。


自治会との交流は、これまで、「川根まちづくりの会」 や、「金谷コミュニティ委員会」 さんと、最近は、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、地域活性化を応援しています。


また、任意市民団体との交流は、島田市の循環型社会を考える会」 や 「川根 ネットワーク桜花」 「金谷ライフクリエータサークル」 さんなどと連携をしています。


行政との交流は、環境課・健康づくり課・農林課・地域づくり課・協働推進課・観光課などと連携を深めています。


そのお蔭で、活動の全てに幅が出てきて、循環型社会の構築に相応しい活動になってきました。


循環型社会の構築は、市民活動の協働と連携がきっかけとなって拡大を始めます。


例えば、耕作放棄地の再生を手掛けると → 市民農園化 → 大豆などの栽培 → 手づくり味噌の体験会 → 健康や伝統食の継承 → 島田市への手づくり味噌の普及 → 手づくり味噌の友の会結成などへドンドン発展して行きます。


ごみの減量化を手掛けると → エコクッキング → 生ごみの自家処理の推進へと波及し、いろいろな団体との交流が始まります。


これらの動きは、「小水力発電の創出」 「地球温暖化防止」 「省エネ活動」  「市民環境教育」 なども同じです。


これまで島田市で不足している、連携・協働を、しまだ環境ひろばは、これからも率先してやって行きます。