平成27年度 「学校給食地産地消推進連絡会議」
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (11月26日 木 午後) は、「平成27年度 島田市学校給食地産地消推進連絡会議」 に出席しました。
島田市の給食センターは、南部センター以外を中部給食センターに吸収し新設して、今年4月から、2センター体制になりました。
今月 (11月中) に、一般市民を対象に、試食会を3回実施し、毎回40名程の市民で賑わったようだ。
今日の会合は、学校給食課主催で、出席者は、生産者・消費者代表・学校教育課・農林課の各関係者で、地産地消連絡会ということで、学校給食における地場産品の使用状況の説明と意見交換が目的でした。
<学校給食、地産地消関連事項の主な報告事項>
■ 平成26年度 島田産の使用率は、全体の37.01% (重量率) とのこと。 目標は、40%
平成25年度は、30.33%だったようで、かなり増加した。
■ 食材に含まれた放射能物質 (セシウム137・134) の測定結果は不検出だったとの報告あり。
■ 給食残渣率 (子供たちの食べ残し) は、4% (全国平均は6%くらい) とのこと。
学校給食の地産地消には、いろいろな意見があるが、メリットの方が圧倒的に多いので、この努力を継続していく必要がある。
■ 生産者の顔が見え、給食センター側でも管理が容易となる。
■ 安心安全 (生産者も、地元の子供たちに安心安全なものを供給したいという思いが強くなる)
■ 子供たちに、生産現場を見学させることにより、地元でどんな作物が取れるのか、作物はどうして出来るのか、等の理解が深まる。
■ また、農作業を体験させることにより、農家の苦労がわかり、ひいては食べ残しが減ることにも通じる。
■ 一方、生産者も容易に学校訪問が可能で、地場産品の評価が聞ける。
今日は、 ”生産者の顔が見える” ことに関連した意見交換ができて良かったと思う。