試練は人を磨く

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (2月17日 水 PM) は、某社主催 「新春講演会」 を聞く機会に恵まれて参加しました。


講師は、読売巨人軍 「桑田真澄」 氏、講演のテーマは、「試練は人を磨く」 でした。


確かに彼は、一流のピッチャーであったが、野球選手にしては小柄で、ピッチャーに必要な、速球の持ち主でもなかったし、切れ味抜群の変化球も持っていなかった。


そんな彼が、23年間も、厳しいプロ野球界の中で一流選手として生きてきたのは、それなりに理由があると思う。


今日の彼の講演の中に、いくつかそれが出ていたと思う。


そのキーワードを上げると、


  ◆ 挫折の連続であったこと。

  ◆ その挫折を、どうすれば良いかを考えて、一つひとつ乗り越えてきた。

  ◆ 物事には、表と裏があり、両方をわきまえる必要がある。

  ◆ 努力 自信 成功の繰り返し。

  ◆ 努力は、コツコツ、短時間集中型。

  ◆ あきらめない。

  ◆ 自分らしさ (自分は並はずれた力の持ち主ではない、総合力を発揮しないとダメだと思っていた。)

  ◆ 本物を、自らの目で見て、体験する。


配球と、コントロール、頭を使った投球術を編み出し、一流ピッチャーとなったのである。


講演の中で、何度か触れていたが、挫折の都度、幸運に恵まれたことと、人に恵まれたことだと言う。


企業で働く人にも、市民団体で活動する人にも、今日の講演は、それなりのヒントがあったと思う。


人は一人では生きていけない。


どんなに力やセンスを持っていても、ひとりよがりは、どこの世界でも通用しないし、成功はしない。


常に謙虚な気持ちで、一生懸命やることの重要性を、今日の講演で改めて感じました。