「小水力発電所」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


静岡県では、3件の、「水力発電」 の建設工事が進んでいます。


去る、2月23日(火)には、県営地域用水環境整備事業 新エネ大井川右岸地区 「伊達方発電所」 と 「西方発電所」 が、紹介され、そのうち 「伊達方発電所」 の公開見学が許されました。


もう一件は、同事業 大井川左岸1期地区 島田市の 「細島発電所」 も急ピッチで進んでいます。


県営とは言いながら、静岡県の各地で、「小水力発電所」 が設置されることは、水の都 「静岡県」 として誇りに思いたい。


ただ、民間事業者による計画は、企画までは行くが、なかなか実行に移されない。


島田市では、「島田市水力発電創出合同検討会」 をスタートさせて丸一年が経ちますが、今のところの役割は、県営や、土地改良区さんの管理する発電所の、市民環境教育の見地からの側面支援と言ったところだ。


まだまだ民間事業者や、NPO法人が、事業進出するには、ハードル (水利権や採算性) が高い。


合同検討会では、小水力発電を考えるときの 「ガイドブック」 を製作中です。


世の中には、それに関する資料やデータが沢山ありますが、市民団体が作るガイドブックとして特長のあるガイドにして見たい。


いつか、小さな発電所で良いから、島田市のど真ん中に、子供たちや市民に夢を与える 「小水力発電所」 を設置し、周辺の街路灯や、緊急電源の供給に備えたいものだ。