まちづくりの、「よそ者」「ばか者」「若者」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、昨年10月立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を、まだ個人レベル乍ら、支援しています。


今日 (9月13日 火) 日経新聞朝刊 41頁 静岡経済版 コラムに、「川根本町地域資源を活かしたまちづくり」 の記事が載りました。


まちづくりの講演を良く聞きますが、まちづくりには、「よそ者」 「ばか者」 「若者」 が必要だとのこと。


当記事は、「よそ者」 の果たしている役割を次のように評価しています。

すなわち、他所を知り、未知を真摯に求める 「よそ者」 だからこそ、地元の人が気づかない (あるいは捨てようとしている) 価値や文化に光を当てることができると。


「相賀の里を良くする会」 にも、実に情報豊富で、知恵もある、「よそ者」 がいて、相賀の里の価値や魅力を語り、まちづくりのアイディアを次々に持ち込んでくれています。


実に有難いものです。


しかし、この一年、なかなか物になりません。


要は、地元側にこれを受け止めて、真剣に取り組む 「ばか者」 が見当たりません。


 ■ 「ばか者」 とは、バカみたいに、一途に真剣に取り組む人を言う。


また、高齢者ばかりで、「若者」 と 「女性」 がいない事も障害です。


「よそ者」 に、事業の構築まで望むのは、頼り過ぎです。


「よそ者」 が感じる、新鮮なヒントや知恵を、どのように事業に結び付けて行くかは、地元の、「ばか者」 と 「若者」 と 「女性」 の役割です。


「よそ者」 が、事業化に加わったり、資金提供してくれたりするのは恵まれ過ぎです。


「相賀の里を良くする会」 は、「よそ者」 の情報と知恵を貰いながら、小さなことから着手し着実に基盤を固めて行くことが必要です。


相賀の里の財産 (自然の景観や農作物) を見つめなおして、しっかり作って行くことが肝心です。


来月 (10月) は、設立2年目、3月までに、この一年を振り返って、平成29年度事業計画を組上げたい。


近道は、ない。!