高齢者の運転事故対策

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


「しまだ環境ひろば」 は、これまで殆どの会合を夜開いてきましたが、全て昼間の会合に切り替えました。


夜の車の移動は極めて危険で、高齢者の危険に遭遇する機会を減らす為です。


高齢者の、自動車運転ミスによる事故が多発しています。


高速道路の逆走や、一方通行や、一時停止等の標識の見落としが多発しています。


それ以上に、運転技術の初歩中の初歩でもあり、あってはならない、「ブレーキとアクセルの踏み間違い」 事故が多発しています。


これは、ついうっかり事故ではなく、高齢者ゆえの、咄嗟の判断や機敏性が大きく後退していることが最大の要因です。


そういう兆候が出たら、「運転免許の返上」 が望まれます。


しかし、「運転免許の返上」 は、足腰が弱まった高齢者の行動を大きく束縛するもので、なかなか決断がつかないものです。


  ■ 高齢者と言えども、いろいろと用事があり、車なしではどうにもならない時があります。


  ■ 高齢者を日常かまってくれる人も少なくなり、自分の事は自分でやりたい高齢者が増えています。


  ■ また交通手段が過疎になっている田舎の高齢者の移動の問題もあります。


これらを解決する方法は至難ですが、善後策を講じなければなりません。


(1) 先ずは、高齢者が運転しなければならない環境を改善することから始めたい。


  ■ 危険な、夜の会合を減らす。

    ◆  前述したように、しまだ環境ひろばは、これまで夜、開催してきた会合を全て昼間に移しました。 昼間で良い会合は全て昼間に移す。

    ◆  会合の回数を1/2に縮小しました。 集まる会合を減らす。


(2) 高齢者に優しい交通手段の提供を考える必要がある。


    ◆ 時間や、乗降場所が自由な、地域コミュニティシステムを作る。地域の高齢者移動システムを地域で作る。

    ◆ 今、地域を走るコミュニティバスが、定時刻運転していますが、一日に数本の運行で、殆ど乗っていない。


(3) 自動運転車の開発スピードアップと、その普及策を至急考える。


    ◆ 自動運転車への切替え助成金制度を作る。


高齢者による自動車事故の撲滅に向けて、みんなで考えなければならない。 


高齢者は、高齢者なりの自動車に頼らなければならない理由があるからですが、これらをひとつ一つ解決して行かねばならないと思います。



高齢者による自動車運転事故は、今や社会的問題です。