高齢者の認知機能検査

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日 (5月2日 木) は、過日、県の公安委員会から、受け取った高齢者の認知機能検査に申し込んであったので、島田自動車学校に出向きました。

 

しまだ環境ひろばも、75歳以上の高齢者で運転免許証を持っている人は4名いますが、活動現場 (竹林・梅林・市民農園など) が散在しているのでどうしても車での移動になります。

 

聞いてみるともう3人、受講していました。

 

さて、検査に行って見ると、朝一組 8名が、学習室に集められて、認知検査が始まりました。

 

 1.先ずは、今日という日の年月日と、現在の大体の時間

 2.自分の生年月日

 3.並んでいるたくさんの数字を斜線で消していくテスト (2回)

 4.4つの絵が並んでいるパネルを次々と4枚見せられて、一定の時間が過ぎてから16個の絵の名前を書いていくテスト。

 5.今度は、ジャンル (例えば 乗り物だったら何だったか) が示されて、思い出しながら16個の絵の名前を書き出す。

 6.最後に時計の絵をシートに書いて、8時20分の針の位置を線で書くテスト。

 

以上の検査で、受検者は3分類に分けられます。

 

 ■ 3分類   76点以上    心配ない。

 ■ 2分類   49点~75点   少し低くなっている。

 ■ 1分類   49点以下    低くなっている。  

 

採点後、一人づつ呼ばれて点数と分類が示されて、次回講習 (3分類は2時間講習 ・2分類は3時間講習 ・ 1分類は医師の検査) を予約して散会となりました。

 

しまだ環境ひろばは、会員全員、ボランティア保険に加入していますが、最近の高齢者による自動車事故は、周りを呼び込んでしまう人身事故が非常に多い。

 

やはり、少しでも運転に支障が出てきたら、免許の返上とか、お金はかかっても運転ミス防止装置を付けるとか気を付けなければならない。

 

筆者の今日の検査は幸い、3分類であったが安心はできない。

 

会の定例会や総会で、注意喚起の時間を取らねばならない。