奥大井と、オクシズの連結を!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


先日、日経新聞 朝刊 静岡経済欄に、「オクシズをブランドに」 のコラム記事が載りました。


記事は、静岡市は市内中山間地域を 「オクシズ」 と銘打ってPRに力を入れている。 という書き出しから始まっています。


静岡市は広い中山間地を抱えています。


地域の人口減は深刻で、特に井川地区は20年余りで人口が半減しているという。


静岡市は、地域の魅力を高めようと、「おらんとこのこれ一番事業」 を創設して応援し、新しい商品や事業が動き出しているという。


市の境を接している、川根本町」 や、島田市川根町」 も同じ境遇にあると思う。


両方の町も、
市民と行政が懸命になって町起こし事業を展開しています。


静岡市の井川と、川根本町島田市川根町は、大井川鉄道」 で結ばれています。


静岡駅から、「梅ヶ島温泉」 までは、静鉄バスが、行き来しています。


梅ヶ島温泉と、井川は、直線にすれば20km弱ですが、道は林道しかありません。


梅ヶ島温泉から県道29号線を静岡方面に戻り、27号線に左折して再び北上すれば、大井川鉄道 井川駅にたどり着きます。 距離にして約60km です。


この60kmを、2つの鉄道会社が協働して、地域交通 (ワンボックスカー) で繋げば、一大周遊観光地に変貌する。


すなわち、東海道線 静岡駅からでも、東海道線 金谷駅からでも、奥大井〜オクシズ まで周遊できるようになる。


行きと同じ行程を戻るルートから、周遊に代わるのである。


奥大井も、オクシズも、春の桜、初夏の若葉、秋の紅葉は、素晴らしい。


是非、静岡市川根本町島田市・静岡鉄道・大井川鉄道英断を期待したい。