自主防災の危機管理

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


一昨日 (1月23日 夜) の中溝自治会 「組長会」 で、「防災名簿」 のメンテナンスの提案の中で、広域避難場所に、第二小学校を選ぶか、新装なった中溝町公会堂を選ぶか、が提案されました。


中溝町公会堂を選んだ人は、万が一災害が起きた時は中溝町公会堂に避難して来ることになるが果たして受け入れ可能なのか、という質問である。


確かにその通りであり、大きな問題である。


先の防災アンケートの結果、広域避難場所に避難を希望する人は46%、しない人が52%となった。


指定された広域避難場所に非難しない理由はいくつかあるが、自分の家は耐震基準をクリヤーしているので崩れない、避難場所での集団生活に堪えられない、ペットがいるなどだ。


非難しないと思っている人が過半数いることは想定外だが、この人たちの安否確認と物資の補給も大問題である。


また、避難の有無にかかわらずトイレの問題も大きな問題である。


組長会では、これらは今後の課題として宿題事項としたが、可及的速やかに対応策を検討し徐々に準備をして行かなければならない。


防災対策は、何と言っても先ずは、「自助」 だ。 その上で共助となるが共助は、「自主防災組織」 が担うことになる。


「公助」 は最後の手段だという気持ちで、「自主自立」 「共助」 を進めなければならない、と気持ちを新たにしました。