NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (7月8日 日 AM) は、「大井川の歴史や水やその恵みを語る集まり」 に参加しました。
この集まりは、もう数会に及んでいますが、まだ具体的な目的も会の名称も決まっていません。
昔、大井川は、暴れ川として大量な土砂を運び、中下流域に広い扇状地をつくりました。
扇状地ができる過程では、繰り返し襲ってくる洪水に苦しめられて、この地域に住む住民は苦難の連続でした。
しかし大井川は、その後日本の電源開発のメッカとなり、水はダムから発電所へ、発電所からダムへと、トンネルの中を流れ、本流には水の無い川に変ってしまいました。
現在、発電所で発電を終えた大井川の水の多くは、平地を流れる用水となって私たちの生活や農業を潤し、地下水は商工業を支えています。
今日は、いろいろな事を申合せしました。
■ 会の名称を、「大井川の水と恵みを考える会」 と決りました。
■ 近日中に、目的や運営を纏めた要綱や会則の素案を作ることにしました。
■ 近々の活動として、次の5つの活動を行っていくことを決めました。
(1) 来る8月12日〜10月12日まで開催される、「ふじのくに 地球環境史ミュージアム ホットトピックギャラリー ”大井川の扇状地の自然と人”」 を市民と共に訪ねる会の開催
(2) 10月6日の、「島田市くらし・消費・環境展 2018」 への出展
(3) 大井川の地下水や湧水の嘗ての歴史を探索し纏める活動
(4) 大井川の地下水を有効に使っている企業の実態調査
(5) 古民家 H邸を拠点とした、大井川の水や恵みを活用した事業化
次回の会合予定 (8月26日AM) を決めて今日は散会しました。