消費税アップ、ポイント還元の勉強会「生活情報交換会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日 (7月19日 金 am) は、「生活情報交換会 7月例会」 に参加しました。

 

生活情報交換会は、いつも時節を得た話題や課題を取り上げて、分かり易い話を提供してくれますので、努めて参加しています。

 

今日は、会の発足以来118回目 (原則的に月一回ですのでもう10年近い)、参加者は59名と益々盛況になってきました。

 

今日のテーマは、「キャッシュレス化の基礎知識 ~消費税増税でさらに加速化するキャッシュレス~」、10月から始まる消費税増税グットタイミングの題材です。

 

そんなわけで、ご夫婦で出席された会員が5組ほど。講師は、1級ファイナンシャルプランナーの、「安藤絵里」 さんでした。

 

先ず、消費税が10月1日から、8%から10%に2%の増税が実施される予定、その中身は、消費税が7.8%、地方消費税が2.2% 計10%、酒類や外食サービスを除く飲食料品や、日曜雑貨(新聞など)に軽減税率が適用される話から始まりました。

 

増税分は、

 

 (1)社会保障に1.1兆円、教育費・育児支援・介護人材の確保に2.2兆円が使われるが、対象者は低所得者・3~5歳児の幼児教育無償化、住民税非課税世帯の子供の授業料の無償化などに限られるとのこと。

 

 (2)消費税アップによる景気悪化を避けるために、新規の自動車や住宅購入に対する減税、住民税非課税者対象のプレミアム付き商品券などが発売されること。

 

 (3)今日の本題の、「ポイント還元」

 

   ① 期間は、10月から翌年6月迄の限定

   ② 支払いの5%~2%が還元される。(国負担)

   ③ ポイントを受けるためには、キャッシュレス決済が必要。

      * 電子マネー

      * デビットカード

      * クレジットカード

      * QRコード決済

   ④ 国がキャッシュレスを推奨する理由は、消費の活性化、人手不足の解消など経済の活性化

 

   ⑤ 還元率は、中小小売り、飲食、宿泊など 5%還元

     コンビニ・外食など2%還元

      * デパート・大手スーパー・大企業などは対象外

 

      * 今回の消費税の対象とならない食料品なども還元の対象になる事を始

        めて知り、今日参加した意義がありました。

 

次に「キャッシュレス決済とは」 について学びました。大きく分けて3つ。

 

  (1)前払い方式: プリペイドカード 「電子マネー」 事前に入金して置いた分だけ使える。TOICA(トイカ)、PASMOパスモ)など。

 

  (2)即時払い方式: 「デビットカード」 使った都度銀行口座などから即時引き落としされる方式。

 

  (3)後払い方式: 「クレジットカード」 数週間から1ヶ月後の指定された日に、使った分をまとめて支払う方式。ポイントが貯まって他の買い物ができることや、会員特典で優待や割引などもある。

 

  (4)QRコード決済 QRコードを使って、スマートフォンで料金を支払う方式。

 

今日は、キャッシュレスのいろいろな方法について学びました。

 

安藤先生は最後に、

 

   ■ 先ずは今持っている電子マネーから少しづつ使って行こう。

   ■ ポイントの貯まるカードを選んで先ず使ってみよう。

   ■ 先ずは、基本的なことろだけ、クレジットカードとスマートフォンをセットで使ってみよう。

 

憂うよりも、慣れるにこしたことはない!

 

日頃は、もっぱら現金決済主体でしたが、今日の勉強会を契機に、たくさん持っている電子マネーを使ってみようと決意しました。

 

帰宅後、家内にも、「今回の消費税の対象にならない食料品なども還元の対象になること」など、今日学習したことをトランスファーしました。

 

今日は収穫でした。

 

安藤先生、ありがとうございました。