廃プラ削減が動き出しました。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。

 

海洋を漂うプラスチックごみ問題をきっかけに、廃プラスチック問題が世界的な問題になっています。

 

その解決に向けて、生産・流通・消費のそれぞれの段階で、その取組が大きな潮流になってきました。

 

生産段階では、ペットボトル容器のリサイクルを進めて、新たな化石燃料を投入しないシステムの確立とか、プラ製のストローや容器を紙や自然環境で分解される代替素材への切り替えなどが大きく進み出しました。

 

流通段階では、レジ袋の有料化が広がって来ました。

 

消費段階では、行政やNPOの頑張りで、ペットボトルの分別回収は高レベルに達し、今や川や道路に捨てる不心得者はすっかりいなくなりました。

 

しかし、ペット以外の廃プラの分別回収は進んでいません。

 

島田市でも、ペットボトル以外の廃プラごみの殆どは、「燃えるごみ袋」 に入れて焼却されています。

 

島田市では、平成15年に発令された、「第一次環境基本計画」 の40頁に、市民グループと行政が連携して、レジ袋の削減を打ち出し、市内の食品スーパーと交渉し、全国の模範になる、「マイバック持参と、レジ袋廃止」 を開始し今日に至っています。

 

しまだ環境ひろばでは、「ごみ分科会」 がこれに必死で取組みました。

 

第一次島田市環境基本計画は、非常に優れた計画で、取組みの各所に行政と市民との連携・協働を打ち出し、非常に高い成果を上げました。

 

年度末には、行政と市民は、共同してPDCAをしっかり行い、次の活動に結び付けて行きました。

 

全国に先駆けた、「レジ袋の廃止」も、そういう協働・連携の中から生まれた成果です。

 

動き出した、廃プラ削減運動を大いに盛り上げて行きたいものです。

 

そのためには、消費者の私たちの環境意識の醸成が何としても必要です。

 

行政と市民、市民団体と市民団体の連携・協働を復活したいものです。