昨今の災害の中身は確実に変化している。

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

活動の浸透力の早い自治会に入り、環境維持改善活動に取り組もうとしています。

 

自治会活動は、市政の伝達活動を筆頭に、住民の絆づくりのための各種イベントなどなど多岐にわたっていますが、中でも自主防災活動は、多くの労度と時間をかけています。

 

島田市は、津波の心配はまずなく、中溝自治会は土砂崩れ該当地区もなく、これまでは、地震による建物の崩壊や火事を想定して、消火訓練、救出救護訓練、情報連絡訓練、給食給水訓練が中心でした。

 

しかし、昨今の「記録的大雨による河川の決壊・水害」は、これまでの考えを根底から考え直さなければならない事態に至っています。

 

千葉県の水害は、まだ尾を引いています。

 

気象庁のホームページを覗くと、記録的大雨情報は次のような時に発表するとしています。

 

■ 数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測(地上の雨量計による観測)したり、解析(気象レーダーと地上の雨量計を組み合わせた分析:解析雨量)したりしたときに発表します。

 

■ その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決めています。この情報は、大雨警報発表中に、現在の降雨がその地域にとって土砂災害や浸水害、中小河川の洪水害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることをお知らせするために発表するもので、大雨を観測した観測点名や市町村等を明記しています。

島田市では、ハザードマップを数年前に全戸に配布しています。

 

過日、ある集りの中で、家庭内のハザードマップの認識と所在を確認したところ、

 

 ■ 見たことがない。

 ■ どこに置いてあるかわからない。

 ■ 自宅がどういう環境にあるか調べた事が無い。

 

などの回答が返ってきました。

 

自宅の事前環境確認は初歩で、それから対策、いざという時の行動が重要となる。

 

中溝自治会では、町内会及び周辺地域を含んだ、分かり易いハザードマップの制作に着手しようと考えています。

 

その中に、広域避難場所・AED設置個所などを明記したいと考えています。

 

とにかく、災害の内容が変ってきました。

 

早急に対応しなければならないことを痛感致します。