NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
11月4日(月)の日経新聞 5頁のコラム 経営の視点に、「紙おむつ、服・・・再利用の動き」 という記事が掲載されました。
紙おむつの、「ユニ・チャーム」 が、使用済紙おむつを回収し、リサイクルして再び紙おむつとして製品化する世界初の技術を確立したという。
紙おむつは湿っていて燃えにくく、焼却コストも高く、二酸化炭素も排出し、自治体の焼却センターでは大変厄介者になっています。
ユニ・チャームでは、2021年には製品化を目指すという。
今日は、洗剤メーカの、「P&G」 が、浜辺や海洋を漂っている、プラスチックを回収してリサイクルし、再度洗剤の容器として製品化すると発表しました。
日本の一人当たりの使い捨てプラスチックの発生量は、米国に次いで世界第二位ですが、ペットボトルのリサイクル率や回収率は非常に高い。
今や、ペットボトルを川や道に捨てる人はまれである。
海洋を漂うプラスチックの多くは、災害などによって川から海に流れ出たものや、旅行や釣りに行ってつい、置き去りにしたものと思われるが、より徹底を計れば根絶やしできると確信します。
こうして、発生源を抑制し、どうしても出てしまったものは、100%リサイクルを目指せば、廃プラは根絶できる。
各企業の努力はあらゆる方面で始まっています。
問題は、私たち消費者ですが、いずれは災いとなって私たちに帰って来るということを肝に銘じて、一人ひとりが考え行動しなければならない。
消費者一人ひとりのごみの排出量やその影響は小さいが、それが纏まった時の量や影響力はとてつもなく大きい。
ごみ問題は、消費者自ら行動する時が、確実にやって来ています。