NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(6月3日 水)の日経新聞朝刊18頁に、「あふれる再生資源 古着や再生プラ」の記事が報道されました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、日本の資源リサイクルに急ブレーキをかけているというもの。
古着は受け入れ先の東南アジア、再生プラは中国の輸入禁止と、その他輸出先の生産活動の鈍化で受け入れが滞り、機能不全に陥っているという。
已む無く焼却処分に廻っているというひどい話だ。
古着は一時、東南アジアの重要が急増し、各自治体はこぞって一般家庭から古着を回収し、仲介業者を介して輸出して今日に至っています。
一方、プラスチックごみは、海洋汚染を引き起こしていることで大問題になっており、リサイクルが進められていますが、まだ1~2割程度に留まっています。
このまま行けば、2050年には、海に泳ぐ魚の数よりもプラスチックごみが上回ると警告しています。
今、家庭のごみ箱は、お菓子や乾物などの箱・包装などプラスチックごみがいっぱいです。
これを減らす生産活動や流通・消費活動(代替品への転換)が進み始めましたが、まだ緒についたばかりです。
いよいよ、輸出に頼らない、国内で完結させる仕組みが必要になってきました。