環境改善意識の高いお店が選ばれる時代に!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(8月20日 木)の日経新聞朝刊 20頁 静岡経済欄に、静鉄ストア 環境配慮の取組み強化」の記事が掲載されました。

 

7月1日から始まった、「レジ袋の有料化」の実施で、同社の7月一ヶ月間のレジ袋の辞退率は、90.4%になった模様。

 

全国のコンビニの平均辞退率は70%程度、食品スーパーの辞退率が85%前後と言われていますので大きな差だ。

 

 ■ 同社は、2007年から徐々にレジ袋の有料化を進め、100%を目指しているという。

 ■ 2019年には客に渡すスプーンやフォークをプラスチック製から紙製に変更。

 ■ 食品トレーは使用済トレーの再生材を使ったものを採用。

 ■ 店頭ではペットボトルやトレーや雑紙の回収も行っている。

 ■ 子ども向けの環境教育のための、持続可能な開発目標(SDGs)冊子を製作し、出張授業の「こどもエコ教室」も開始。

 ■ 同社では、この4月に社内にサステナブル推進課」を新設して、環境問題に本腰を入れる体制にしたという。

 

上記のような取り組みは直ぐ売上や利益増に直結するわけではないが、中長期的に企業イメージを高めて他社との差別化を図る不可欠な事業だと推進課の係長は強調したという。

 

現場の一係長が、会社の環境方針を自信を持って言えるのは流石だ。

 

筆者も、同社のこれまでの環境意識の深さを感じ、食品の買い物は同店が一番多い。

 

電力でも、消費者が再生可能エネルギー事業者を選べるように、食品も環境意識の高い企業を選べることは当然である。

 

地元では、静鉄ストアの評判は、”良いものは揃っているがやや高い” というイメージが一般的だが、環境改善意識の高い企業が選ばれる時代が確実に来ています。

 

来店客も多い。いつも賑わっています。

 

同社にはますます頑張ってもらいたい。