自治会3役のあり方

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

筆者は、市民環境活動団体に属しながら、住民への浸透力の強い自治会に魅せられて、平成29年から自治会の3役入りをしています。

 

今日(9月2日 水 夜)は、自治会の3役会議に出席しました。

 

自治会の決議機関は「総会」と「役員会」ですが、規約の中にはない「3役会議」が事実上の戦略会議に位置付けられています。

 

現在、自治会は新型コロナウイルスの感染拡大で、主要行事である年度初めの総会・敬老会・運動会・グランドゴルフ大会等々が次々と中止されていますが、3役は何かと忙しい。

 

市政を住民へ浸透させることは重要な仕事ですが、その多くを自治会が担っています。

 

ただ行政が作った資料を、町内回覧に載せるだけではなく、かなりアレンジをして住民への浸透を工夫していますが、その役目を3役は担っています。

 

今年度も既に年度の半ばとなり、来年度に向けて「3役選考委員会」がスタートしました。

 

何名かが辞任や勇退を希望しています。

 

自治会の役員、特に3役(会長・副会長・会計担当役員)になり手がなく、どこの自治会も困っており、それが全国的な傾向になっていることが問題です。

 

ざっくり言えば、自治会役員に魅力がないということです。

 

何をやりたくて役員になるのか、どういう自治会を目指すのか、立候補という仕組みもない。

 

寄り合いの中で、誰に頼むか、誰にするか、昔の風習の中で決まって行く。

 

ここから直して行かないと、自治会は変わらない。

 

報酬は基本的に不要と思うが、経費はしっかりと補償する中で、使命感・やりがい、達成感、満足感が非常に大事になる。

 

自治会の課題を明確にして、住民から託される新しい仕組みにしたいものです。