NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」です。
明日(9月14日 月)から、「国勢調査」の調査票配布が、調査員によって一斉に始まる。
前回5年前には全国で70万人の調査員が、平均で50世帯を担当し調査票を手渡しで配布していました。
今回は全国で61万人と、大幅に調査員の数が減ったようだ。
減った理由は、なり手が無かったのか、それともコロナ下で密接を避けるため手渡しをやめ、インターホン越しの対応とすることで調査員の労度が減ることを予め想定してか。
もし、後者を理由として調査員を減らしたのであれば、現場を知らない人の発想だと言わざるを得ません。
訪問に当たって調査員が聞き出さなければならない項目は、世帯主のフルネーム、住所、家族数と男と女の数、同居人、調査票の送り方(NETか郵送か)など非常に多い。
果たしてインターホン越しで聞けるか、一番厄介なのが世帯主のフルネームで、最近の名前は当て字が多く、とても聞いただけでは正確に名前が書けない。
調査員の労度は増えることはあっても減ることはない。
筆者も、今回3日目の調査員を已む無く引き受けたが、訪問戸数が何と161戸、大変な数である。
今回は、コロナ下の指導に基づいて、なるべくインターホンやメモを使って、3回程のアプローチ(一回目:調査票の配布・二回目:確認チラシ・三回目:督促)をして、全戸の回収を目指す。
調査内容の正確性を期すために、今回はNETによる回収(オンライン)を奨励する予定だ。
前回のオンライン回収は、36.9%であったようだが、今回は50%が目標だ。
調査結果は、人口統計・一票の格差を是正するための区割り作業への適用・外国人の居住状態等々、国の重要な政策決定のために使われる。
これからの一ヶ月、調査員として心して国勢調査に当たりたい。