高齢者の世界にも、デジタル化の大きなうねりが。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨夜(10月27日 火)は、努めて毎月出席している静岡市「生活情報交換会」の幹事団のZoomによるテレビ会議に参加しました。

 

 ※ 生活情報交換会は、静岡市アイセル21に拠点を置いて、原則として月一回良い話を聞こうと、某企業を退職をした人たちが立ち上げた団体で、会員は数十名に拡大し、もう110回の講演会を開催して今日に至っています。

 

テレビ会議は、昨夜で3回目の試行でしたが、幹事団の顔が映り、音声も聞こえて、勝手にしゃべることはやめて誰かが司会を担当するなど、会議のルールを決めれば、打合せを始めとして懇談・お茶のみ会など楽しみ、愉快に出来そうだ。

 

ただ、試行するたびに使い方の新しい発見があり、不満もあり、これから使いながら試行錯誤がしばらく続きそうだ。

 

しまだ環境ひろばも、生活情報交換会も、平均年齢70歳を越え、世の中の新しい動きにスピーディについていけませんが、こうしてテレビ会議にトライできるのも時代の大きなうねりを感じます。

 

もう一つ、昨夜はスマホのPaYPaYを介在して、友人のKさんから過日の懇親会の費用精算額1,500円の送金が知らされました。

 

現金も銀行口座も介在しないで、送金を知らされ、スマホで受け取るだけで残高が増え、懇親会の会費の精算ができました。

 

世の中では当たり前のことですが、高齢者にとっては驚きです。

 

マイナンバーカードも、通知カードの受領に止めていましたが、マイナンバーカードの利用を前提に政府の経済対策が次々と打ち出され、過日スマホからマイナンバーカード取得の手続きを行い取得して、その後諸々の得点を次々とゲットしています。

 

これまで精々、パソコンのエクセル・ワード・メール・ブログ・ホームページ程度の経験がこの半年で、スマホLAINで交信、Zoomでテレビ会議PaYPaYで会費の精算などなど全く様相が変わってきました。

 

島田市では、行政と68ある自治会の間をデジタル化し、必要な情報通信設備を無償で配置する事業を打ち出しました。

 

本来、目的(何をデジタル化するのか)があって手段(情報通信機器の設置)があるべきですが、手段が先行しているようです。

 

デジタル化の受け入れ態勢は、自治会によってまちまちですが、自治会の改革がスタートしたことは確かです。

 

中溝自治では明日(10月29日 夜)、第一回目の打合せが予定されています。

 

紙文化から映像化へ、対面からオンラインへ、大きく変わって行くものと思われます。

 

高齢者の世界も、大きなうねりがやってきました。

 

この潮流について行かなければ、置いて行かれます。