NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
最近、DX(Digital Transfomation=デジタルトランスホーメーション)という文字(言葉)を良く見聞きします。
わかりやすく言えば、デジタル技術の活用によって、企業や行政が事業や組織のあり方を変革し、人々の生活をより良い方向に導くことを言います。
「デジタル時代に対応した企業や行政の変革」という意味のビジネス用語として使われています。
去る9月にデジタル庁が発足しましたが、設立の目的は、地方自治体や企業と連携して、国民一人ひとりがより便利で安心・安全で快適な暮らしができるよう、そういう社会づくりです。
私たちは、今回のコロナ禍の中でいろいろな経験をし知識を深めました。
■ 電話や申請書ではなく、オンラインによるワクチン接種の予約をしました。
■ スマホで、友だちやグループ内の報・連・相ができるようになりました。
■ オンラインでテレワーク・帰省・会議や飲み会もできるようになりました。
■ オンラインによる代金決済もできるようになりました。
まだまだこれからも、経験と知識はどんどん増えて行くでしょう。
■ オンライン診療
■ オンライン選挙(ネット投票)
■ オンライン申請・交付手続き
政府は、マイナンバーカードの普及と、その活用に懸命になり出しました。
■ マイナンバーカードの普及のため、「マイナポイント 第2弾」を打ち出そうとしています。マイナンバーカードの新規申請をすればマイナポイント5,000円を付与するというもの。
■ マイナンバーカードに、健康保険証や貯金通帳口座を紐付けようとしています。マイナンバーカード一枚で、これらを兼用しようとする試みです。利用登録すればそれぞれ7,500円を付与するというもの。
近い将来、運転免許証も、マイナンバーカードに組み込まれます。
過日の日経新聞に、「行政のネットサービスに対するアンケート調査結果」が報じられました。
■ 調査期間:7月21日~23日の3日間・調査対象:2,065人・回答者の属性:男性49.4% 女性50.6%
結果は、行政手続き関連のネットサービスを使ったことがあるかとの問いに対して、使ったことが「ない」と答えた人は45.2%、「ある」と答えた人は40.6%であったという。
まだ半数近くの人が、行政手続きに一度もネットを使ったことがなく、窓口を利用していることが分かったという。
この調査から見ても、デジタル化の進展はまだまだの感が強い。
デジタル化の神髄は、ネット利用者の便利性と、提供する企業や行政のコストや負荷の低減にある。
双方がメリットを感じて始めて飛躍がある!
私たちは、強制されるのではなく、自然にデジタルに触れ、使い方を楽しむようになりたいものです。