温暖化ガス排出量削減の話題・ニュースの整理
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨今、地球温暖化防止=温暖化ガス(二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素・フロンなど)の排出量の削減に関わる話題やニュースがテレビや新聞を賑わせています。
<主な話題やニュースをまとめて見ると概ね次のように分類されます>
■ 総論
◆ 2050年を目指し、各国が次々と「温暖化ガス排出の実質ゼロ」を表明
◆ 国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)の動向
◆ パリ協定(2015年 採択)
◆ 世界の気候変動問題
■ 電力の脱炭素化
◆ 再生可能エネルギー(太陽光・風力・小水力・地熱・バイオ)の主力電源化
※ 蓄電池の蓄電能力・充電速度向上、コンパクト化、コストダウン、発熱・発火対策など
※ 水素エネルギーのインフラ整備
※ 日本の送電線問題(増設)の解決
◆ 石炭火力発電所の縮小・廃止 → ガス発電化、原発問題、石炭火力発電所の実質輸出廃止
■ 環境対応自動車
◆ ハイブリッド(HV)・電気自動車(EV)・燃料電池車(FCV)
■ 二酸化炭素(CO₂)の再利用(カーボンリサイクル)
■ ごみの減量
◆ 海洋汚染プラスチックごみの削減、レジ袋の有料化
◆ 使用済のプラ製品の回収と再生
◆ 紙製おむつの再生
◆ 石油由来のプラスチック製品を植物由来に代替
世界の主要国が、「2050年までに温暖化ガス排出の実質ゼロ化」を表明し始めました。
この挑戦は、これまでの延長ではダメ、大胆な政策転換と、新しい技術開発と、膨大な投資を伴います。
日本も新政権発足と同時に果敢に宣言しました。
パリ協定から離脱したアメリカが復帰を予告、温暖化ガス排出量NO.1の中国が重い腰を上げました。
今がチャンス!
実現するためには、これから30年間国民の協力無くしてできません。
日頃の生活を見直し、改善し、新しい生活様式に対応していく努力が必要です。
世の中で一番うるさい国民の対応が問われています。