NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばは、島田市が「環境基本計画」の策定を目的に集めた「環境百人会議」が使命を終えて解散した後、改めて基本計画に書いた市民の取組みを市民の先頭に立って実行することを目的に設立されました。
基本計画では、環境を5つの分野に分類してそれぞれの取組みの方向を示しており、会員数が多かった時代は、5つの分野に5つの分科会を配置して全方位の活動を精力的にこなして来ました。
■ 水とみどり分科会 ■ ごみ分科会 ■ エネルギー・まちと交通分科会
■ 食生活分科会 ■ 環境教育分科会
設立から17年、会員が高齢化し会員数も減少した現在、活動が広範囲で散漫にならないように、全ての活動は「循環型社会づくり」に結び付けています。
<環境保全活動は有機的に結びついており、循環型社会づくりに貢献している>
■ 耕作放棄地の再生 → ■ 市民農園の経営 → ■ 大豆の栽培 → ■ 生ごみで作った堆肥を農園(大豆畑)で使用 → ■ 栽培した大豆を使って伝統食の手づくり味噌の継承と普及
■ 生ごみの自家堆肥化・雑紙の分別と資源化 → 温暖化ガスの排出量の削減
伝統食の手づくり味噌は、一般市民を集めてもう11年間も連続して「新春 手づくり味噌の体験会」を開催してきました。
今では安心・安全で、美味しさが忘れられないと、70名程の一般市民がリピータ化し、毎年1月に自分用の味噌を10㎏程づつ仕込んでいます。
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大で、集合しての体験会はやめて、しまだ環境ひろばと会場の園田農園さんの請負制で実施しています。
体験会が開催されないのは残念だが、手づくり味噌は欲しいという市民が100%でした。
過日、「静岡市 生活情報交換会」の代表のTさんから、「手づくり味噌の作り方」を題材として講演してほしいとの要請を受けました。
しまだ環境ひろばは、前述したように「手づくり味噌」を単に作り方を教えて継承・普及を目的にしているのではなく、「循環型社会づくり」の素材としていることを伝えました。
そうして講演のタイトルは、「循環型社会づくりと手づくり味噌」とすることで提案し、次回の講演となりました。
手づくり味噌の作り方もバッチリ教えながら、手づくり味噌は循環型環境社会づくりの最たる素材であることを分かってもらうつもりです。
頑張ろう!!