しまだ環境ひろば塾「梅の収穫を通じて・・・」を開催

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月22日 土 am)は、しまだ環境ひろば塾「梅の収穫を通じて自然について考えてみよう」を開催しました。

 

 ■ 会場:島田市伊太観音様奥梅林 しまだ環境ひろば農園

 ■ 集まったのは、会員9名 一般市民6名(内児童3名) 総勢15名

 

降り続いた雨も夜半にやみ、まずまずのコンディションでした。

 

維持管理をしている主担当のRSさんから、収穫の注意事項を聞いて梅狩り開始!

 

当 伊太観音様奥梅林は、数年前に地元農家のIさんが高齢となり跡継ぎも無く、しまだ環境ひろばに維持管理を任せたものです。

 

しまだ環境ひろばでは、梅林の奥深くに侵入していた「矢竹」という細い竹を皆伐し、10本程の梅の木を蘇らせたものです。

 

梅は、土づくりと枝の剪定と害虫管理が重要で、主担当のRSさんが技術を習得し、これまで丹精込めて養生してきたものです。

 

今日は、大梅と中梅に分けて、自分用の梅を含めて200kg程を収穫しました。

 

自分用の梅は、家に持ち帰り「梅干し」「梅酒」「梅ジュース」などに加工します。

 

残りは一般市民に安価で斡旋となりますが、しまだ環境ひろばの貴重な活動費となり毎年有効に使っています。

 

島田市伊太地区は、大梅の産地として近隣では有名になり、2月の梅まつり(梅花めぐり)5月末の収穫時期は賑やかですが、農家の高齢化と後継難で悩んでいます。

 

地元では、耕作放棄された梅林を、青年会やNPOが引き継いで維持管理していますが、いつまでできるか、継続が危ぶまれています。

 

しまだ環境ひろばが引き継いでいる当梅林もその一つです。

 

農家を引き継ぐ抜本的な対策(若い担い手の育成)が必要です。

 

何とかしなくてはならない!

 

今日は、島田市長選の最後の一日、「農林業の担い手確保と農地の基盤整備推進」は、現S市長の今回の公約の一つです。

 

関係者の協力なく実現はできませんが、是非共実現してもらいたい。