しまだ環境ひろば「伊太観音様奥の梅林」満開!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばが維持管理している、「伊太観音様奥の梅林」が満開になったと、主管理担当のSさんからの情報で、見学と記念撮影に出かけました。

 

島田市の伊太地区は、収穫目的の梅の産地で、農家の庭先や裏山の斜面には多くの梅の木が植わり梅林を形成しています。

 

和歌山県の梅の産地、「みなべの梅」のように地域全体が梅で覆われるような風景ではありませんが、点在する梅林を散歩を兼ねて田舎道を見て回るにはうってつけのコースです。

 

そんな梅の産地ですが、最近は農家の高齢化・後継難で荒れてしまう梅林が増え、地元有志の会や、会社のリターヤー組の応援で何とか持ちこたえているのが現状です。

 

そんな中、しまだ環境ひろばにも地元農家のIさんから声がかかり、伊太観音様奥の梅林の維持管理を任されました。

 

現地は、梅林に矢竹が侵入しどうにもならない状態でしたが、会員みんなで出動し矢竹を皆伐し梅林として蘇らせました。

 

会員のSさんが、梅の剪定・土壌づくりを習得し、今日では梅の収穫・加工や、梅林を使って市民を集め「しまだ環境ひろば塾」を開くなど貢献しています。

 

しまだ環境ひろばでは、こうした耕作を放棄した田んぼや畑を市民農園に再生し、4ヵ所維持管理しています。

 

会員が減少する中で、みんなで出動することはできなくなり、4ヵ所の市民農園を分担して主担当制にして維持管理しています。

 

 ※ 主担当制とは、みんなで出動する方式ではなく、任された場所を自分の裁量で維持管理、他の会員は余分な口出しはしない。その場所を使ってイベントを開催するときにはみんなで協力する方式である。

 

伊太の観音様奥の梅林は、主担当のSさんが丹精を込めて維持管理してくれているお蔭で、梅林の中はいつもきれいです。

 

Sさん、感謝!感謝!

 

市民のみなさん、伊太の梅林を見に来てください。