「改正 地球温暖化対策推進法」成立、国民の意識を変える!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

5月26日、「改正地球温暖化対策推進法」が成立しました。

 

 ◆ 温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする政府目標を明記

 ◆ 国際的コンセンサスになっている「パリ協定=世界の平均気温上昇を産業革命前に比べ1.5度以下にとどめるの達成に歩調を合わせるもの。

 

当改正法に記述はないが、日本は温暖化ガス排出量を2030年までに、2013年度比46%減らすと表明済みです。

 

非常に高いハードルを掲げましたが、国、自治体、企業、一般国民を上げて取り組まなければ目標の達成はとてもおぼつかない。

 

特に国民一人ひとりの意識や行動を変えることが必要です。

 

さて、島田市は去る3月末、島田市2050脱炭素宣言=カーボンゼロシティ宣言をしましたが、既に400近い自治体がこれを表明しています。

 

あらゆるジャンルの企業も手を挙げ始め、国内はもとよりグローバルの大競争時代が始まりました。

 

これに乗り遅れた国、自治体、企業、国民は淘汰(置いてけぼり)されます。

 

今日(6月1日 火)の日経新聞朝刊 6頁 ITOCHUの一面広告 ”一人ひとりの国民の行動” を示唆するコピーを見習いたい。

 

 ◆ いきなり電気自動車を買わなくても、長持ちする電球から選ぶことでいい。

 ◆ 冷蔵庫には詰め込みすぎない。

 ◆ 乾燥機で乾かすより、お日様のエネルギーで干す。

 

そうです。何も大上段に振りかぶって大きなことを考える必要はないのです。

 

身近な暮らしの中に、行動をちょっと変えるだけで、それが積み重ねると大きな原動力になるのです。

 

 ◆ 「燃えるごみ袋」に入れていた雑紙を分別して資源として排出する。

 ◆ 「燃えるごみ袋」の中身を新聞で覆い、見えないようにすることはやめる。

 ◆ 生ごみは、水を切って排出する。一晩外に出して置くだけで水は50%切れる。

 ◆ 食べ残さない! 余分に作らない。

 ◆ ごみは用水路や海には絶対に捨てない。

 ◆ 使っていない電気器具はコンセントを抜こう。などなど

 

毎日の行動をちょっと変えるだけで、莫大な経費削減と、温暖化ガス排出量の削減に通じます。

 

今日からやってみよう。