市民自らが立ち上がるかどうかがカギ!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新年を迎えたばかりと思っている内に今日はもう27日、慌ただしかった正月もあと4日です。

 

元日から能登半島地震、翌日は日航機と海保機の衝突事故、政界はパーテー収入のキックバック問題で大荒れ、世界の各地で戦争が起こり、主要国で民主主義を揺るがしかねない首長選挙等々大揺れの一ヶ月です。

 

国民が余程しっかりしないと、とんでもない方向に行きかねません。

 

日本国民の多くは学校で職場で地域で人々と交わり、集団の規律とか生きる術を学んでいますが、いざ家庭に帰ると急にだらしなくなり、学んだことや実践が活かされていません。

 

今、世界の各地で気候変動の影響で大災害が起こり、温暖化ガスの排出量の削減に向けて、学校で職場で学習し実践に活かしていますが、家庭に於ける温暖化ガスの削減は遅々として進んでいません。

 

国や自治体や産業界は懸命になって実践し着実に減らしているのに、一般家庭部門は一向に成果が出ません。

 

ある一部の国民(市民)が環境改善意識に目覚めて、CO₂削減対策に取り組んでいますが、大多数の国民は国や自治体や産業界の行動を批判はしますが、自分たちは人任せです。

 

税収が歳出の40%しかないのに、毎年100%の予算を組み、60%は次世代にツケを回しながら国民に過剰サービスを提供しています。

 

島田市では、今年度も市民満足度調査を行っていますが、市役所の仕事の中で一番満足度の高い仕事は「ごみ処理・リサイクル」で、ここ数年ダントツです。

 

島田市のごみ処理は、周辺の自治体と比べて楽で、「楽チン」が評価されているのです。

 

学校や職場の厳しさを家庭でなぜ実践できないのか。

 

やればできるのに!、せめてごみくらい何と減らせないか。

 

やはり市民の代表が立ち上がって、市民がどうしたらやれるかを考え、それを多くの市民に提案し賛同を得て、市民自らが実行するしか方法はない。

 

ここまで来たら、行政の先導や押し付けではことは進まない。市民主導でなければ今の状況を脱却することはできない。実践するのは市民なのだからです。

 

静岡市島田市も、ごみの有料化の前にもう一度ごみの減量化に取組もうとしていますが、市民自らが立ち上がるかどうかがカギである。

 

そのきっかけづくりが、行政の仕事である。