カナダで熱波・山火事、他人ごとではない出来事!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(7月2日 金)、静岡県地球温暖化防止活動推進センターより 「SCCCA Weekly 451号」が届きました。

 

毎回、地球温暖化防止活動をグットタイミングで届けてくれ、楽しみに読んでいます。

 

今号のトップ記事は、カナダブリティッシュ・コロンビア州のリットンという町で6月の27日~30日にかけて物凄い熱波に襲われ、何と49.6度というカナダ観測史上始まって以来の高温に見舞われたという。

 

リットンという町は、日本でいえば東北の「仙台」のような爽やかな気候の町で、突然の気候変動に戸惑いを隠せない。

 

カナダはロシアと同じ様に、寒い印象の国です。

 

更にこの高温は、周辺に最悪の山火事を引き起こし、火は瞬く間に住宅にも波及し、まだ鎮火に至っていないという。

 

更に、SCCCA Weeklyは、「アフリカのマダガスカル島の干ばつ」のニュースを伝えています。

 

厳しい干ばつが3年以上続いていることにより、100万人以上が深刻な飢餓状態に陥っており、国連世界食糧計画(WFP)の事務局長も、この干ばつの背景として気候変動の可能性に触れ、国際社会に支援を求めているという。

 

昨日のワールドニュースでも、衝撃的な映像と共に窮地に陥る住民の様子が伝えられ、虫やサボテンをひたすら食べ続けている人、それすらない家庭では、靴などのなめし革を大事にとっていて、毎日、それを塩などで煮た汁(栄養は無いらしいです・消化できないので革自体は食べない)を順番にスプーンですくって飲んでいる子供たち・・・本当に悲しい映像だったと伝えています。

 

これらは決して他人ごとではない。

 

気候変動の全てが地球温暖化の影響だとは言いませんが、現在の私たちの暮らし方「地球1.7個分」の生活だと言われています。

 

世界中の人々が日本人並みの生活を送ったとしたら、地球は「2.9個分」必要だと言われています。

 

便利な生活を質素に戻せとは言いませんが、責めて「もったいないこと」「無駄なこと」くらいは工夫して、温暖化防止に協力しなければならないと思います。

 

 ■ 紙は燃えるごみ袋に入れないで分別する。

 ■ 生ごみは、最低一晩水切りをする。石炭・石油で水を焼いてから(水を水蒸気にして飛ばしてから)生ごみを焼きます。ものすごい燃料費と、ガスを排出しています。

 

国や自治体や産業界は、温暖化防止(脱炭素)に、存続をかけて取り組みを始めました。

 

私たち国民・市民も、先ずはできることから、「当たり前のことから」実行して行きましょう。