NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、「ワクチン接種の進行」が頼みの綱になっています。
高齢者の接種率が7月初旬で60%を超えたとか、地区によっては64歳以下の一般国民への接種や、若者への接種も始まったとの報道もなされています。
一方で、市町村の接種体制に加えて、県や国の大規模接種や企業や団体の職域接種が加わりワクチンの在庫管理が支障を来たし、国民の予約体制に致命的支障が発生しているいう報道もあります。
一番後から加わった、職域接種側からワクチンの入荷が予測できず、接種の予約をストップしたいとの報道が流れ、波及して自治体の予約体制にも影響が出始めました。
国の司令塔は、国全体としてまずまずの量を供給していると説明しています。
これはどういうことだろうか。
全体はOK,、部分で破綻!
筆者は、現役時代に、ある年に商品は充分生産しているのに売上が伸びない現象に遭遇した経験があります。
詳細に調べてみると、一部の代理店の「本社のコンピューター在庫を予約で抑え=唾つけ」が発見され、予約を解約させたら一気にフリー在庫が増えて全国の代理店に在庫がスムーズに流れ始めた、苦い経験があります。
この年は、結局最後は物凄い在庫が残り、販売計画も達成できませんでした。
予約は物凄かったが、実需には結びついていなく、「唾つけ」にだませれていたわけです。
この経験は一企業の苦い経験ですが、現在はこの数百倍、数千倍の「唾つけ」が起こっているのではないか。
国が本当に、十分なワクチンを手当てしているのであれば、今起こっている現象は、少なからず「唾つけ予約」である。
国民は2度は接種するが3度の接種はないわけで、最後は在庫が有り余るほど出て来る事になると思います。
そのためにはできるだけ早く、接種部門別に一旦解約、即日一斉再発注を一日でやったら良いと思う。
そうすれば一気に、フリー在庫は出て来る。
デジタル社会の功罪でもある。
政府は充分な手配をしているのに、なぜ不足するのだろうか。
誰も真実を言わない。