高齢者だって「やればできる」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばで環境づけの毎日ですと知識も経験も偏りますので、別な団体の発起人になって会を立ち上げたり、他の団体やグループに入会したり、努めて交流を深めています。

 

「生活情報交換会」もその一つですが、静岡市のアイセル21に拠点を置いて、某企業を退職した数人の有志が、リタイヤ―後の生活を有意義に過ごそうと、意見交換や有識者の話を聞く会の開催などを企画実施して今日に至っています。

 

会員は数十名に増え、月一回の講演会を原則に平成30年1月(2018年)には100回記念講演会を開催、残念ながらこのところの新型コロナ新規感染者の拡大で、開催が時々途切れて会員の顔合わせの機会が減っています。

 

そんな中で、幹事団(数名)だけは結束していようと、昨日はZOOMによるテレビ会議を5名で実施しました。

 

世の中では、もやはZOOMなど当たり前ですが、遅まきながら過日ZOOMの立ち上げを終わり2回程試行もやっていましたが、完璧な成功には至っておりませんでした。

 

昨日も5名が一度に立ち上がることはできず、ややてこずりましたが、試行錯誤の結果5名の映像が映し出されて、40分間しっかりテレビ会議ができました。

 

会長のTさんからは重大報告、各人からは近況報告、最後に9月~10月の講演会の日程と内容が承認されて会議を終わりました。

 

幹事会等数人の会議は、ZOOMによるテレビ会議は最適ですね。

 

これから2週間に一回、会長の発動の下、持ち回りでホスト(招待者)を決めて開催することになりました。

 

高齢者のデジタル化が話題になっています。

 

ひとくくりに高齢者と言っても、情報機器の操作に明るい人と、情報機器を頑なに持たない人、持っても操作しない人など千差万別ですが、コロナを切っ掛けに日本のデジタル化の遅れが露呈し、一律給付金の配布ワクチン接種の予約などがうまく行きませんでした。

 

その多くは、行政のデジタル化の遅れに起因していますが、高齢者のデジタル化の遅れ(情報機器の普及と操作の慣れ)も、その重要な一つです。

 

情報機器を使えない高齢者が、電話に殺到し大混乱になりました。

 

81歳になる「メロウ倶楽部」副会長の若宮正子さんは、「高齢者こそデジタル機器が必要だ、なぜならデジタル機器を使えば、より簡単で便利な暮らし・安心安全の確保、様々な刺激による脳の活性化など多くのメリットがある」と言っています。

 

若宮さんは、高齢者は先ずはAIスピーカーを設置したら良い。AIスピーカに話しかけるだけで、何でもやってくれる。情報機器を手で操作するのではなく口で操作するだけだ。ここから入れば簡単だと言っています。

 

情報機器言葉のタップは、「指先で画面をたたく」チャットは、「ネット上のおしゃべり」、分かれば何のことはない。

 

高齢者だってやればできる。

 

高齢者のデジタル化は、全国民が当事者。総力戦で取り組むべきだと強調しています。

 

情報機器を持っていない高齢者には、国が一人一つ配ってもやるべき一大政策だと思う。

 

テレビ会議を他の団体にも波及させたいものだ。