社会奉仕に徹した先輩の死を悼む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

3ケ月ほど肺炎で入院中であった先輩のYさんが、11日に79歳でお亡くなりになりました。

 

新型コロナウイルス感染を疑いましたが、そうではなく一時快方に向かいましたが帰らぬ人になってしまいました。

 

Yさんは、某電機企業に在籍していた時は、勤労課で労務や福祉を、総務課では課長を、会社をリタイヤ―後はOB会の事務局長を、併せてS商高校野球後援会役員を、その他いくつかの団体の事務局を担い、本当に人の世話が好きで面倒みの良い先輩でした。

 

会社のOB会も学校の同窓会や後援会も全てボランティア、頑なにこうした役目を固辞する人が多い中で、Yさんは進んで引き受け自分の時間は無いほどの人でした。

 

最近は足腰がやや衰え面倒みの頻度が減り、歯がゆい思いをしている様子が窺われましたが、ご本人の気持ちを察するに余りあるものがあります。

 

損得など全くなく、純粋に最後まで奉仕に徹する人で、Yさんはこの域に達していた人だと思います。

 

何でも損得で考える人ばかりでは世の中は成り立ちません。

 

こういう人がいないと、社会(OB会・同窓会・自治会・市民団体など)は動きません。

 

筆者も最後までそうありたい。

 

そういう気持ちで、17日(火)の通夜ではおくってあげたい。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。