「OB会・同窓会」のデジタル化の遅れ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日は、元会社のOB会事務局より連絡網を経由してFAXによる「訃報連絡」が2通も入って来ました。謹んでお悔やみ申し上げます。

 

筆者は、このOB会の末端の方の数人のチームの連絡員を長年務め今も継続中で、昨日も電話やメールで会員に伝達しました。

 

数百人のOB会なので、地区をA~Mに割りそれぞれ地区委員を配置して連絡網が出来ており、郵送や電話やFAX等通信手段を使って末端の会員まで各種情報(旅行やイベントの案内・訃報等)が流れてきます。

 

一時、「電子メールシステム」を作りかけたようですが、うまく行かず断念し、未だアナログが継続しています。

 

数人の仲良しクラブを除いて、筆者が関わるOB会や学校の同窓会も、未だハガキや封筒で届き、メールやホームページが完備している団体は一つもありません。

 

恐らく、世の中の多くの団体がデジタル通信に乗り遅れていると思われます。

 

世の中に通信手段や仕組みはいっぱいあるのに、その活用を阻んでいるのはでどんな理由でしょうか。

 

一部の人が頑なに「個人情報」の公開「デジタル機器の保持」を拒み、デジタル機器を持ちながらそれを「操作しない人」がいるからではないでしょうか。

 

こんなことを言うと怒られますが、こういう人は、自分は人には迷惑はかけていないと思っている人が大部分であるが、知らないうちに世の中の足を引っ張っていることを知らない。

 

今や、世の中と関わりなくして生きていくことはできない時代である。

 

最近テレビのコマーシャルに、ICTエバンジェスト「若宮正子さん」が、高齢者も「やればできる」と、デジタル機器を使ってより簡単で、便利で、安心・安全な暮らしをものにしよう、と大PRをしています。

 

若宮さんは82歳、デジタル推進は全国民が当事者であり、全国民が使えるようになろう、と訴えています。

 

デジタル庁発足から一年、マイナンバーカード普及率も漸く9月末で49%だが、箪笥や引き出しの奥にしまっている人も多いと聞く。

 

もっとカードの使用頻度を上げる手段として、マイナンバーカード(操作はスマホ「全国民活用大運動」を展開したらどうか。

 

そうなれば、各種OB会・同窓会の連絡網もデジタル化ができる。

 

マイナンバーカードはその突破口になり得る!