NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
新型コロナウイルスのワクチン2回目接種率は8月19日現在で、総人口比で約4割、65歳以上で85%を超えた様である。(厚生省 公表)
1回目 2回目
■ 全人口 51.3% 39.7%
■ 65歳以上 88.8% 85.4%
菅首相は、8月17日の緊急事態宣言の対象地域の拡大に関する記者会見の場で、8月末には全国民の半数近くの方が2回目の接種をし、9月末には6割近くの方が2回目の接種を終えると約束しました。
8月末現在の65歳以上の高齢者の2回接種率は90%を超え、希望者全員の接種が完了すると思われます。
ワクチン接種を頑なに拒否する人や、既往症など已むを得ない事情のある人もいるので100%は難しいが、8月末で90%は良く頑張ったと思う。
新規感染者数の拡大が止まらない中、最近の高齢者の感染者は比較的少なく、重症化率も若者に比べて低く、接種の促進を図った賜物と思う。
高齢者もその気になれば結束できる!
高齢者問題がいろいろと指摘されている中で、高齢者も頑張らなくてはいけません。
<高齢者問題>
■ 高齢者比率の拡大
平成28年度(2016年)の65歳以上の人口比率は27%、2025年には30%超へ。若者への依存度がドンドン増える。
■ 医療費の拡大
国民一人当たりの平均は33万円 → 75歳以上の医療費は一人当たり94万円で国民平均の3倍!
■ 介護費の拡大
介護費用は年々増加し、介護保険と介護給付費で賄われていますが、介護給付費比率(公的資金比率)の増大が著しい。
※ 介護給付費とは、高齢者の安心・安全を社会全体で支える介護保険制度のサービス料のうち、市区町村などの保険者が負担する金額をさす。利用料の7~9割がこの給付費で賄われる。
高齢者の医療費と介護費の膨張が止まりません。
このまま推移すると、地方財政の破綻も想定されます。
そのためには、高齢者が心技体、精神も体ももっと元気になることが、医療費や介護費削減の唯一の策です。
秘訣はありません。
他人ごとにしないで、自分を自ら元気にすることです。
新型コロナウイルス対策のワクチン接種で、90%の高齢者が結束しました。
自分の好きな事、興味のある事に思い切って取り組んでみましょう。
地域社会の市民活動に飛び込んでみよう。
人生100年時代!
会社をリターヤー(65歳)してからも10年、75歳など老け込む歳でもありません。
75歳からピアノに、トレーニング教室に、元気で歩こう会に、源氏物語研究会に挑戦している人がいっぱいいます。機会もいっぱいあります。
医療費や介護給付金を工夫して減らした自治体は、高齢者が元気になる活動を用意し実行しています。相談してみよう。
とにかく、高齢者は元気になろう。元気になることが、世の中への貢献です。