NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
畑(市民農園)と散歩以外の外出は控え、もっぱら「巣ごもり生活」が続いています。
過日、巣ごもり生活の息抜きに、市民農園への参加を呼び掛けましたが、空気は新鮮で、適当に運動にもなり、自分の好きな野菜の栽培ができ最高ですよ。
食品スーパーの売り物のように形の良いものはできませんが、無農薬で安心・安全で、
地産地消で輸送費もエネルギーも消費せず、地球温暖化防止にも貢献できます。
市民農園への参加は、巣ごもり生活にはうってつけですよ。
興味のある方は、お電話ください。 (0547-35-3193 諸田)
折角の巣ごもり生活を有意義に過ごしましょう。
ごみの減量に貢献し、引いては地球温暖化防止に結び付く具体的な方法をご紹介します。
(1)「雑紙」を分別(ゼロ化)して資源化しましょう。燃えるごみ袋には入れない!
■ 家庭の中に一ヶ所、雑紙箱(ダンボール)とその他の紙(使い済みの鼻紙・汚れた紙など)入れ箱を用意しよう。
◆ 雑紙とは何か、を家族全員に徹底する。
◆ 部屋別に置いてあるごみ箱はできるだけ廃止する。一ヶ所に集める!
これだけの具体的行動で、「ごみ箱への雑紙のポイ捨て」がなくなる。
(2)生ごみの水分を飛ばそう。
生ごみは、80%は水分です。焼却センターでは水分を飛ばす(蒸発)までに物凄い量の燃料(石炭・石油)を使います。
■ 台所の流し(シンク)の中に置いてある「三角コーナー」を即日やめよう。
◆ その代わりに、シンクの外に、生ごみを置く箱・バケツや網を用意する。
生ごみ保管箱や網は、外の物干しに吊るせば水分は30~50%蒸発します。
吊るしても虫は来ません。
(3)生ごみを自家堆肥化しよう。
家庭菜園や市民農園に参加している人は、堆肥化して畑で堆肥を使えますので一石二鳥です。
生ごみは元々水分が80%ですから、水分さえ抜けば後は自然に土に戻るのです。
その性質を利用して、基材(床剤)を混ぜて、微生物に生ごみを食ってもらい堆肥にするわけです。
基材の作り方は、世の中にはいっぱいありますので、巣ごもり生活の中でインターネットを開いて研究し、選んでトライしてみてください。
ちなみに筆者は、もう10年近く、しまだ環境ひろばの会員Hさんが考案した、「腐葉土式生ごみ堆肥化法」で、自家堆肥化を行っています。
良質な堆肥ができるので、堆肥は買ったことはなく、市民農園で使っています。
方法はいたって簡単で、希望者には方法を伝授します。お電話ください。
今、日本でも世界でも、地球温暖化防止が叫ばれています。世界各地で温暖化の影響で毎日のように、熱中症による死者の発生、豪雨による洪水、熱波による山火事が発生しています。
温暖化は、私たち国民・市民が暮らしの中で知らず知らずに積み上げたものです。
そのためには、暮らしの改善でこれを修正する必要があります。
ごみ問題(減量化)は、私たち一人ひとりが当事者意識を持って、「自分ごと」にして取組み、その積み重ねが地球を救う唯一の方法であることを私たちは気づかなければなりません。