高齢者のデジタル推進は総力戦で!に同感

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新型コロナウイルス感染拡大「緊急事態宣言」が発せられ、漸く新規感染者数は都市圏を中心に減少傾向にあるが、地方はまだ増加傾向にあります。

 

また、重症化率や死亡率も高止まっています。

 

ワクチン接種率が80%を超えた65歳以上の新規感染者数は減っていますが、接種率の低い若者の感染者は増え続けています。

 

こういう中で、政府は国民に向けて公私共々行動の自粛を求め、企業や団体には「テレワーク」を推奨、学校には「オンライン授業」を求めています。

 

しかし、企業や団体のテレワークは業種や職種の違い、トップの意思に差異があり、実施率は20%位に止まっているようだが、企業は社員の効率化やコストダウンには目ざといので、やれるところは確実にやってくると思われ心配はない。

 

一方学校は、国の「GIGAスクール構想」で小中学生には一人一台の端末機が行き渡ったようだ。

 

新聞やテレビで学校現場の先生と家庭にいる生徒たちの交信の様子が報じられていますが、先生の習熟度のばらつきや生徒の受入れ態度に格差があり、端末機を文具のように使いこなすにはまだ時間がかかりそうだ。

 

先生はもともと熱心な人が多いし、生徒たちはゲーム機を見ていればわかるように、慣れてくれば使いこなすには時間はかからないのではないか。

 

問題は高齢者です。

 

デジタル庁も発足し、各種手続きもオンライン化され、デジタルに疎い高齢者は悲哀を被ります。

 

早晩、オンライン診療キャッシュレス決済など、普通の生活がもうすぐやってきます。

 

いつまでもデジタル端末機アレルギーでは生活ができない世の中がやってきます。

 

小中学生に100%端末機が行き渡ったわけですから、高齢者にも持っていない人には貸出制で配ったらどうか。

 

大概の高齢者が端末機の簡単な操作ができるようになったら、社会的コストは大きくダウンしますので、端末機の配布など安いものです。

 

高齢者のデジタル推進は全国民が当事者。総力戦で取り組むべきだと、81歳になる「メトロ倶楽部」副会長の若宮正子さんは強調しています。

 

高齢者が集まって、デジタル端末に精通している高齢者が教え合う会など想像するだけで楽しいですね。