「期日前投票」を終えて思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(10月23日 土 am)は、参議院補欠選挙衆議院選挙の期日前投票に、会場である市役所に出向き投票を済ませました。

 

20日~今日(23日)間は、両選挙の期日前投票が一ヶ所でいっぺんにできるという理由からか、行列ができる程ではありませんでしたが、会場はかなり混んでいました。

 

衆議院は去る10月14日に解散され16日に公示、31日に投票という慌ただしい日程で選挙戦が進んでいますが、それにしても国民の約半数が投票に行かないというのは異常です。

 

選挙権年齢を18歳以上に引き下げてから5年経ちますが、若者の投票率の低さが問題になっています。

 

前回(2017年)の衆議院選挙における投票率は、10代で40.49%、20代で33.85%で、6割以上の若者が投票に行っていない。

 

2019年の参議院選挙でも、その前の2016年と比べると大きく投票率を落し、改善どころか後退しています。

 

諸外国、中でも若者の投票率の高いスウェーデンと比べると、日本の若者の投票率は約半分に満たない。

 

郵送投票とか、インターネット投票とか若者を投票行動に結びつける手立ては今後考えなければならないが、今回は是非共行動を起こしてもらいたい。

 

今日の期日前投票に来ている人達を見ると、10歳代~20歳代は非常に少なく、今回も同じかと嘆かわしくなる。

 

今回の新型コロナウイルス禍で、若者も休校によるオンライン授業や、在宅勤務など身近で自分に直結をしたことに遭遇した訳であり、これらをどうすべきか、考えを持って今回は投票行動を起こしてもらいたい。

 

また、今回は70代以上の議員の立候補辞退者が過去と比べて多く、辞退理由を聞くと後進に道を譲りたいとのこと、これからは是非若い人たちの立候補も強く望みたいところだ。

 

今、日本は、ウィズコロナをどう迎えるか、デジタル化、脱炭素、財政問題等々重要問題が山積しています。

 

いつまでも高齢者に頼ってはいけない。

 

若者の出番だと思う。