「自分用 未来の天気予報」を読んで!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

去る10月17日の日経新聞朝刊 26頁 Everyday Science(日常の科学)に、「自分用 未来の天気予報」という記事が載りました。

 

記事は冒頭で、天気予報に並ぶ「晴れ」の印にワクワクしたのは過去の話だ。

 

地球温暖化が進んだ将来は、生命の危険を感じてドキドキしているだろうと記述しています。

 

今は、「晴れ」と言って喜んでいるが、このまま地球温暖化が進むと「晴れ」は恐怖の日になるだろうということか。

 

「きょうの東京都」なんていう予報はあてにならない。

 

同じ東京でも、路面の上と、1m先の木陰では暑さは全く違う。

 

情報として欲しいのは、「あなたのための天気予報だ」という。

 

営業でビル街を歩いているとき、突然手元に熱中症リスクが高いです。日陰を探して緊急避難してください」とのメッセージが届くようになるというのだ。

 

温暖化時代には、「みんなの天気予報」から「あなたのための天気予報」へと転換する。

 

内容も、「晴れ」や「雨」ではなく、「気温」「湿度」「風速」「道路の照り返し」などあなたのいるその場所の気象条件で、暑さと共存する術(すべ)を届けるようになるという。

 

個人の身体状態も踏まえて、熱中症などの警告をするようになるという。

 

町中に、手のひらサイズの「気象センサー」が取り付けられて、近くにいる人のスマホとつなぎ、その人用の気象状況を推し量り伝えてくれるという。

 

現実にその研究・検討が進んでいるようだ。

 

記事は最後に、温暖化の脅威を知るにつれて熱波や豪雨を恐れるようになった。

 

それを強いられるものであれば、温暖化は防がなければならない、と結んでいます。

 

地球は今、産業革命前から平均気温が約1度上昇しています。

 

たった1度の上昇でこれだけの変化ですから、あと数度上がったらどんな世界になっているのだろうか。

 

やはり私たち国民・市民は本気になって、日頃の暮らしの中の小さな温暖化防止活動から始めなければなりません。

 

記事を読んで衝撃を感じると共に、これからもしまだ環境ひろばの環境改善活動を継続して行こうと意を強くしました。