最近の「ホームページ」に思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨今、行政(国・都府県・市町村)を始め、産業界や各種団体の「ホームページ」は見やすく洗練されてきました。

 

殆どのホームページのトップページは、訪問者を出迎える「ホーム」で構成されています。

 

言わばホームページの「ホーム」は、訪問者を出迎える玄関であり、訪問目的や用件を聞いて、訪問者が目的をスムースに果たせるように案内をするものです。

 

ホームページを来訪する人は、■ ハッキリとした目的を持って来訪する人と、■ 何気なく見学に訪れる人がいます。

 

多くのホームページは、何気なく見学に訪れた人のために作られているように見えてしょうがありません。

 

2種類の訪問者を迎え入れるため、ごちゃまぜの構成になっています。

 

ハッキリ目的を持って来訪した人には非常に使いにくい。

 

何気なく見学に訪れた人には、いろいろなボタンが用意されており、ボタンをクリックすれば次々と情報が映し出され、次に何が出てくるか、予期しない情報が出てきたり実に面白く楽しい。

 

一方で、ハッキリ目的を持って来訪した人には実に不親切である。

 

目的を持ってホームページを訪れる人は、一刻も早く目的の用件を済ませたいわけですが中々そこに行きつけない。

 

人は何の目的もなく市役所を訪れる人は先ずはいない。

 

何らかの目的を持って訪れるわけであり、市役所に出向かなくてもホームページで済ませることができればホームページで済ませたい。

 

市役所を来訪しなければ完遂出来ない用件は、市役所のどこに出向いて、どう手続きするのかを事前にホームページで知りたいのである。

 

従って目的(用件)が直ぐ探せる構成になっていることが肝心ですが、中々見つからないのが実情です。

 

目的(用件)別の「目次」を見やすく、わかりやすいものにしてほしい。

 

さて、情報公開の公開度やその頻度が競われて久しいが、最近のホームページは手繰って行けば殆どが公開されており評価したい。

 

ものすごい情報量が公開されています。

 

但し、探し出すまでに非常に苦労する情報も中にはあるので、関連した情報はその場に一緒にファイルするようにしたいものです。

 

最近、ホームページを見る機会が多く、今回はホームページの一般的傾向について論じて見ました。