NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(12月28日 火)は、官庁や会社は、令和3年の御用納めです。
しまだ環境ひろばは、年度制(4月~翌年3月)をとっていますので12月は通過点ですが、迎える新年は4半期の終わりの期ですので節目として毎年この時期に総括しています。
コロナ禍で大事な行事が延期・中止となりましたが、それでも年度始めに立てた計画は何とか遂行してきました。
しまだ環境ひろばは、「島田市環境基本計画」の5つの分野(水とみどり・ごみ・エネルギー・食生活・環境教育)にそれぞれ分科会を置いて会員を配置し、それぞれが切磋琢磨して活動をして来ました。
しかし、高齢化と会員減少から分科会を解散し、現在は事業(活動)毎の主担当制に移行しています。
主担当制とは、会員みんなが活動に一斉に出動する方式はやめて、活動毎に主担当者を置き、普段の活動は主担当者が責任を持って遂行する方式です。。
みんなの応援が必要な場合には、主担当者が声を掛けて一斉出動しています。
主担当制のメリットとデメリットは次の通り。
■ メリット:誰かやってくれるだろう、という無責任体制がなくなりどの事業(活動)もそれなりの実績を上げ成果も出ます。
■ デメリット:会の結束力がなくなり、会員同士の連帯意識が薄れる。
市民活動団体(基本はボランティア活動=無報酬)は、都合のつく人が活動に出て来るわけですが、実はそれでは会は成り立たない。
いくらボランティア活動とは言え、活動資金なしではできない。
活動資金を稼ごうとすれば、最低でも納期(期限)と品質(出来映え)は守らなければならないが、都合のつく人だけの出動では無理である。
ボランティア活動は実は無責任体制であり、そうならないためにその埋め合わせを役員クラスがしているから会は成り立っているのです。
市民活動は、みんなでやるのが理想ですが、高齢化・会員減少・後継難と相俟って、主担当制への移行は已むを得ないのです。
しまだ環境ひろばの会員の半数は、主担当にならない人もしくは、主担当者といつも一緒に行動しない人ですが、この会員にも道は常に開いています。
やることはいっぱいあります。
何かやりたいことがあれば、自ら企画して、それを会員に示して了解の下で主担当者になり実行すれば良い。
みんなでやりたければみんなに応援を求めてやれば良い。
道は開けています。
あと数日で新年が明けますが、是非新しい活動に挑戦してもらいたい。
筆者とすれば大いに相談に乗りたい。
今日は、しまだ環境ひろばの主担当制について総括してみましたが、明日はこの一年の実績を振り返って見たい。