高齢者NPOが減少、引継ぎの仕組みを!
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
高齢者の市民活動団体(NPO)の減少が止まりません。
高齢化・会員減少・後継難!
会社のように新入社員を採用してエンドレスの経営体制を維持するか、うまく後継団体に経営を引き継ぎできれば良いのですが、多くの市民団体はそれができていません。
多くの高齢市民活動団体は後継難で自然消滅しています。
事務局がしっかりしていて、解散総会を開いて資産の処分や今後の方向を決めて正式解散ができればベターですが、不幸にして事務局長が機能しなくなると自然消滅となり、実態はわかりませんが、それが増えているようです。
任意市民活動団体と違い、NPO法人は「NPO法」で、設立・合併・解散等の手続きを義務付けられています。
しかし、人材難から解散総会・解散手続きを執ってキチット解散をすれば良いのですが、それを怠ると自然消滅となります。
NPO法では罰則も規定されていますが、一定期間後登録抹消となって行きます。
高齢者市民団体の減少の反面、若者による新しい市民活動団体の発足も顕著です。
この現象を新陳代謝と捉えるのは簡単ですが、筆者(しまだ環境ひろば)は、高齢者市民活動を何とか若者に継承できないかを考えています。
有効な活動を登録し、その中から若者が選ぶ仕組みを作りたい!
一旦受け継いでもらい、あといろいろ変えて行くのは若者の自由です。
高齢者市民活動団体が担って来た仕事は、必要があってやってきたわけで現在も不要になったわけではありません。
時代に合わせて変えて行く必要はありますが、今でも重要な仕事であり、しまだ環境ひろばは次のような活動を行っています。
■ 耕作放棄地を再生して市民農園を4ヵ所維持管理しています。
■ 耕作放棄地を活用する農家と協働して、「手づくり味噌の会」を維持運営し、市民愛好家が100名規模に育ってきました。
■ しまだ環境ひろば環境塾を維持運営しています。
■ その他環境保全活動を展開しています。
若者のみなさん!
誰か、しまだ環境ひろばを引き継いでくれませんか。
出来れば解散は避けたい。
ただ、まだ元気な高齢者もいますので、現場には残させてください。
お声をかけてください。待っています。