しまだ環境ひろば第10回通常総会の開催

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(4月23日 土 pm)は、「しまだ環境ひろば 第10回通常総会島田市地域交流センター歩歩路活動室にて開催しました。

 

しまだ環境ひろばの設立は、平成15年(2003年)8月ですので通算19回目、平成23年(2011年)10月にNPO法人化以来10回目の通常総会になります。

 

来年度は設立20周年の節目の年になります。

 

しまだ環境ひろばは、「第一次 島田市環境基本計画」の策定のために集められた「環境百人会議」が策定と言う使命を終えて、計画に書いた市民の取組みを市民の先頭に立って活動しようと設立された会です。

 

設立当初は数十人の会員が集まり盛大な総会でしたが、残念ながら10年を経過する頃から、高齢化・会員減少・後継難に見舞われて今日の出席者は僅か10名となりました。

 

島田市には、市民環境活動団体が嘗ては50団体程あり、切磋琢磨して活動してきましたが、現在まで活動を継続しているのは、しまだ環境ひろばの他数団体になり見る影もありません。

 

環境改善という非常に真面目なテーマに自ら取り込む市民団体は、自然に育つものか、育てられるものか、筆者は両方だと思いますが、育てる気持がすっかり失せてしまいました。

 

しまだ環境ひろばは、「市民環境百人会議」を母体に、行政と市民が連携・協働して作り、育ってきたものです。

 

島田市では来年度(令和5年3月)に「第三次 環境基本計画」を発令しますが、その中に書かれる「市民の取組み」は、果たして誰が取り組むのでしょうか。

 

第一次・第二次計画は、市民と行政の連携・協働で作った「しまだ環境ひろば」が市民の先頭に立って活動してきましたが、今はもうその力はありません。

 

今日の通常総会の最大の課題はそこにあったわけですが、設立当時の会員は残っておらず、現在の会員には残念ながらその使命感はありません。

 

市民はこうやる、よって行政はこう支援・応援する。

 

どんな計画を作ろうとも、市民がその気になることが最大の課題だ!

 

市民主体・市民主導は、どこに行ってしまったんだろうか。

 

今日の通常総会では、終わった令和3年度の活動実績と決算報告、新年度(令和4年度)の役員体制・活動計画・予算計画を満場一致で承認し会を閉じましたがどこかむなしい。

 

市民・事業者・行政が連携・協働して、環境改善施策に具体的に取り組む案件が一つもないのだ。

 

ただイベントをこなすだけ! 非常にむなしい。

 

島田市の環境問題は山済みだが、これに取組んでこそやりがい・達成感・満足感を味合うことができるのだが。