「真の協働」、通常総会で有意義な意見が!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日は、しまだ環境ひろばの「第10回通常総会が開催されたことを報告しました。

 

NPO法人化以来10回目、設立(2003年8月)以来19回目の通常総会でした。

 

第一号議案~第六号議案(事業実績報告・決算報告・監査報告・役員選任・事業計画・予算計画)が満場一致で承認され、最後の意見交換の場で会員の一人から非常に有効な提案がなされました。

 

しまだ環境ひろばは、燃えるごみの減量対策を市に提案をしているが、特に以下の2つはこれまでの取り組み方法を抜本的に変える必要があると提言がありました。

 

 (1)生ごみの自家堆肥化は、生ごみ処理器を市民に満遍なく普及を目指すのではなく、自家菜園を持っていたり、畑を持っている農家等、ターゲットを絞って普及を目指すべきだ。

 

 (2)燃えるごみ袋に雑紙が混入している原因の一つに、ごみの中身を隠すため袋の内側を新聞紙やダンボールで隠す風習があり、これを徹底的に無くす方法を講じるべきだ。

 

筆者もこの提案は大賛成で、燃えるごみの減量はこの他にも原因はいっぱいあり、対策の知恵もいっぱいある。

 

それを一番知っているのは、毎日ごみに接している一般市民だ。

 

何故か、その理由は、聞けば直ぐわかることだ!

 

分かっていて、それを何気なく慣習のごとくやっているのだ。

 

燃えるごみの減量問題は、市民・事業者・行政が具体的に連携・協働できる(みんなでチエを出す)うってつけのテーマなのだ。

 

イベントやお祭りで連携・協働することも良いが、こうした日常問題で、非常にコストがかかっている問題で、みんなでチエを出し合って解決していくことは素晴らしい事なのだ。

 

昨日の通常総会意見交換会の時間は、本当に有意義でした。

 

島田市は来年(令和5年3月)、「第三次環境基本計画」の発令を予定し今、計画策定に市民を挙げて取り組んでいます。

 

欲張らなくても良いので、こうした市民・事業者・行政が、施策面で連携・協働できる案件を1つで2つでも取り上げて取り組まなければならないことを強く感じました。

 

イベントやお祭りで連携・協働は当たり前で、施策面で同じテーブルについて企画・実行・評価まで連携・協働することが「真の協働」であり非常に意義のあることです。