自発・自立できる市民づくりが先決!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

お母さんたちで立ち上げたゼロウェイスト研究会主催の「講演と意見交換会の講師を務めたことは昨日報告しました。

 

お母さんたちは、循環型社会づくりとか、持続可能な社会づくりとかは理解したが、何から手を付けたら良いのか、それをどう実行したら良いのかわからないという。

 

多くの市民も同じ境遇・感覚だろう。

 

総合計画やその下にある各種基本計画(環境・福祉・防災・・・)には、市民の取組みがたくさん書いてある。

 

市民とは誰なの?、「市民とは貴方ですよ」と言われてもピンと来ない市民が多いのではないか。

 

「市民づくり」、「人材づくり」と言うが、取組みを自発的に実行し、自立できる市民を作り育てることを言う。

 

言い換えれば、「誰かやってくれるだろう」ではなく当事者意識・主役は市民だ、を理解した市民だ。

 

そういう市民を一人でも多くつくることが、市の発展には早道であり、欠かすことができないがこれが実に難しい。

 

言葉や政策には掲げるが、本当に実行する為政者は少ない。

 

筆者は、会社をリタイヤ―して市民活動グループに飛び込んだが、市民づくりは先ずは目覚めた人材(グループ)を先頭に置いて引っ張らせることだと思う。

 

そして人材(グループ)が次々と出てくる仕組みを育て、企業と同じ様にエンドレスにして行くことが肝心である。

 

10年前の島田市には、環境活動市民団体が50近くあり切磋琢磨していました。

 

それが今はどうだろう。元気な市民活動団体がドンドン減り、半数近くになってしまいました。

 

この10年、計画推進の主体も変わってしまったが、市民活動団体の育成を怠ってきました。

 

その結果、一般市民も方向感を失ったように見える。

 

昨日のお母さんたちの意見を聞いて大反省、未だこの変化に気が付いていないリーダが多い。

 

やはり自発・自立できる市民(市民グループ)を育て上げて行くことが肝心ではなかろうか。