今日は農園で「ポットへの種(大豆)播き」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(7月7日 木 pm)は、しまだ環境ひろばが維持管理している「御仮屋市民農園の空き区画を使って大豆栽培を行うため、ポットへの種(大豆)播き」を行いました。

 

大豆栽培の種播きは、①「畑への直播き」と、②「ポットへ播いた後、成長した苗を畑に移植」の2つの方法があります。

 

畑への直播きは、楽だが「ハト対策」が必要となり、方法は2つある。

 

(1)播いた種は、根は地中へ、茎は土から顔を出しますが先端に豆を付け乍ら伸びて来るので、その豆をハトが食いちぎります。

 

一つや二つなら我慢ができますが、全て茎を抜き取り最悪の場合は全滅します。

 

従って直播きした場合は、畑全体に網をかけますが、この網掛けが大変な労度です。

 

(2)もう一つの方法は、種にハトの嫌いな臭いや色や薬を付ける方法ですが、思った程の効き目がなく、これまで成功した試しがありません。

 

しまだ環境ひろばでは、長年大豆栽培を行って来ましたが、どの方法も一長一短がありいろいろと試行錯誤して来ましたが定着しませんでした。

 

市民農園のような区画の狭い畑の大豆栽培は、手間はかかるが「ポット播き」が主流であり、今日も「ポットへの種播き」を選択しました。

 

さて、しまだ環境ひろば主催の「手づくり味噌の体験会」がすっかり定着し、今年も12月~1月に8回予定、約100名の市民が集まって味噌の仕込みを行います。

 

今日種播きし、秋に収穫予定の大豆は、その材料の一部に使う予定です。

 

今日は会員のSさんと2人で、トレイにポットを並べ土を入れて種を播き、たっぷりと水を与えた後、全体をトンネル風に囲って(ハト対策)一連の作業を2時間で終えました。

 

これから時々水やりを行い、一週間ぐらいで苗が15cm位まで伸びたら、耕運した菜園に30cm置きに移植を行います。

 

一切農薬は使わず、これから秋までの主な作業は草取りです。

 

11月末前後に刈り取り、乾燥、脱穀、選別作業を行い、「手づくり味噌」の素材として使います。

 

今年度も頑張ろう!