「相賀の里の会 8月例会」に参加
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(8月7日 日)は朝8:30、「相賀の里の会 8月例会」に参加しました。
地元の行事と重なり参加者は少なく、曇り空とは言え湿度は高く、草刈り作業は重労働で午前中一杯かかりました。
相賀の里の会とは、島田市相賀地区に忍び寄る過疎化に歯止めをかけるべく、地元にある遺産(耕作放棄地・古民家・自然等々)をうまく活用して、賑わいのまちづくりを目指している会です。
平成27年10月、地元有志に地元周辺や首都圏の賛同者を加えて会員20名余、筆者も発起人(事務局)に名を連ねて発足しました。
賑わいのまちづくりの中核に「杏子の郷づくり」を据えて、耕作放棄地に大豆を植え、その大豆を使った手づくり味噌の普及、古民家を活用した拠点づくりなどなど活気のある活動が始まりました。
しかし、5年目で路線問題が起こり活動は大きく縮小して「杏子の栽培」に絞り、現在は杏子畑の草刈りと木の剪定が主な活動です。
※ 路線問題とは、活動の楽しさか、事業化か、会のあり方をめぐる意見論争
これまでに植えた杏子の苗は約200本弱、漸く実が付き始め、収穫時期にはジャムや杏子漬けの体験会が始まりました。
本格的な杏子の収穫はまだ数年先ですが、その時までに会の体制をどうするかが課題です。
会を運営して行くには、会員数の維持と共に資金手当てが必要ですが、誰も手当てをしようとしていません。
仲良しクラブのままでは会の維持向上はできません。
活動縮小を契機に筆者は顧問に就き、現在は草刈り等の労役に出動する一方で温かい気持ちで成り行きを見守っています。
そんな訳で最近は例会と言っても、特別相談事はなく、もっぱら杏子畑の草刈りが主な作業です。
今日の例会も草刈りに終始し、終了後いつもの通り座談になりましたが、世間話に終始し会の将来のあり方や目指す先の話はありませんでした。
市民活動は、仲良しクラブ化し易いが、まちづくりは仲良しクラブではできない。
本当に難しい!