NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
国連は、世界の人口が来る11月15日で80億人を突破すると報告書で示しました。
現在の世界人口は、79憶4000万人、2030年には85万人、2050年には97億人、2080年には104億人でピークを迎えると推定しています。
国別には現在、第一位の中国が14億4850万人、第二位はインドで14億66万人、第三位はアメリカで3億3480万人、2023年までにはインドが中国を抜いて世界一の人口大国になるという。
ちなみに、日本は1億2080万人で第11位だ。
世界人口80億人の中には、快適さを謳歌している国や人々がいる一方で、その日食べる食料にも事欠いている国や人々がいる。
そういう状況の中で、世界中の全ての人の生活を支えるためには、地球1.7個分が必要だと言われています。
世界中の人が日本人並みの生活を送ったら、地球は2.9個分必要だと言われています。
現在の世界の人口80億人が、100億人を突破し今の生活を維持したら、一体地球はどんな状態になっているのだろうか。
現在、世界各地で起こっている気候変動を前提に、推定するだけでも恐ろしいことです。
昨年11月に開催されたCOP26(第26回 国連気候変動枠組条約締約国会議 英国グラスゴーで開催)では、197の国と地域が集まり、「産業革命以前からの気温上昇を1.5度以内に抑えることを目指して努力を追求することを決意」することで合意し、世界は地球温暖化防止に向けて、次なる一歩を踏み出しました。
目標は辛うじて決まったが、地球温暖化は先進国がもたらしたもので、その代償は先進国が負うものだとする発展途上国の主張と、発展途上国もそれなりの負担をすべきだとする先進国の主張が真っ向から対立したまま棚上げされています。
地球温暖化はもう一刻の猶予もありませんし、対立している暇はありません。
国や企業に任せるのではなく、国民・市民も立ち上がる時です。
国民・市民も次なる一歩を踏み出す時です。
島田市では「第三次環境基本計画」を策定中です。同時に「地球温暖化対策実行計画」も見直しがされます。
市政は、基本計画に書かれなければ実行されません。実行したいことは基本計画に書かなければなりません。
近々、全ての市民に原案が公開されますので先ずは読んで、意見・要望・提案をしましょう。