今日は一週間に一回の「生ごみの自家処理」の日

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日は週に一回の「自家生ごみ堆肥化」作業の日だ。

 

筆者宅では、生ごみ腐葉土式堆肥化法」で、自家処理しています。

 

年寄り二人暮らしなので、生ごみの溜まる量は、1週間で生ごみ専用小型バケツに一杯程度、自家堆肥化作業は一週間に一回一回当たり5~6分の簡単な作業でもっぱら筆者の担当だ。

 

すっかり習慣化してしまったので苦にもならない。

 

 ※ 腐葉土生ごみ堆肥化法とは、

 

 (1)用意する材料は、① ホームセンターで売っている腐葉土 ② ヌカ(農協など精米所でタダで配布している) ③ 使用済み天ぷら油 以上3つ。

 (2)用意する道具は、① バケツ2ヶ ② 小型シャベル ③ 1リットル計量カップ ④ 丈夫な麻袋×4ヶ ⑤ 大きめのスチロール箱×2ヶ(魚屋で貰ってくる)

 (3)次に2ヶのバケツを使って、1つのバケツに腐葉土生ごみの半分の量)+ヌカ(片手に載るくらい)+天ぷら油(大さじ1杯)、2つ目のバケツも同じ量とし、手シャベルで良くかき混ぜる。    

 (4)2ヶのバケツの中に生ごみを半分づつ放り込み、2つのバケツを交互に2~3回入れ替えながら混ぜ、最後は1つのバケツに集結させる。

 (5)1つのバケツの口に麻袋をあてがい揺すりながら、生ごみと基剤が混ざった生ごみを入れ込む。

 (6)麻袋の口を紐で締め、番号を付けて「スチロール箱」に放り込んで一ヶ月保存して堆肥の出来上がり。

 (7)一ヶ月くらい過ぎたものから袋の口を開けて、もう1つのスチロール箱にできた堆肥を移し、固まった堆肥を適当にほぐしながら箱の中で乾燥・二次発酵させ順次畑で堆肥として使って行く。

 

上質な堆肥ができるので自家菜園で使い、市の焼却センターのお世話にもならず、CO₂の排出もなく、地球温暖化防止への貢献等良い事づくめだ。

 

市が生ごみを回収して焼却センターで処理すれば、島田市生ごみの量は年間約1.2万トンにもなりその燃料費(コークス+石油代)は数千万円(税金で負担)になる。

 

家庭にある少量の生ごみ(一日一人数百グラム)の内に自家堆肥化すれば、CO₂も出ないし、経費も掛からないし、地球温暖化防止にもなる。

 

生ごみの自家堆肥化作業は、1週間に一回5~6分でできる。

 

どうしたらやれるかを考えるよりも、先ずやって見ることだ。