「小水力発電」はしまだ環境ひろばの悲願!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(10月6日 木)は、「小水力発電推進検討会」を主催しました。

 

集まったのは、発電機メーカ「(株)S工業所」さん、「O土地改良区」さんと、「しまだ環境ひろば」でした。

 

大井川には水は少なく本流は、島田市内の市街地や農村の中の「用水路」に流れていると言われるくらいに豊富な水が流れています。

 

電力が足りないと言われていますが、誰が見てもこの用水路の水を活用して電力の創出が出来ないか(小水力発電に思いを巡らすことは自然です。

 

これまで島田市では、行政はもとより民間事業者や市民活動団体まで、小水力発電の創出に思いをめぐらした方々が何人もいましたが、いずれも陽の目を見ずに今日に至っています。

 

水力発電は、島田市環境保全に取り組んでいる「しまだ環境ひろば」の悲願です。

 

去る6月17日、発電機メーカのS工業所さんといくつかの設置候補地の現地視察を行い、有力候補地の絞り込みを行いました。

 

昨日は、用水路の維持管理を担当しているO土地改良区さんを交えて、現地測量の日時と段取りについて打合せを行い決定しました。

 

測量を経て、「概要計画書(企画書)」を作り、次に水路工の構造設計に入って行きますが、水路工のコンサルに構造設計を依頼することになります。

 

市は、事業主体にはならないが、事業者やNPO等の事業主体が現れれば積極的に支援するとの姿勢であるので、計画書と構造設計を踏まえて、市(行政)との打合せに入って行くこととなります。

 

構造設計のための調査費や、本番の設置工事費等多額の費用も掛かるので、県の支援も必要になります。

 

まだ事業主体は決まっていませんが、脱炭素が叫ばれ事業者や自治体にノルマが掛かって行く時代、水力発電の事業主体(スポンサー)になることを評価する事業者は必ず存在する。

 

概要計画書は、11月初旬にはできるので、「事業主体の募集」の行脚を始める予定である。