「こんな団体あったんだ!展」開催中

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

現在、島田市市民活動センターでは、「こんな団体あったんだ!展」を開催しています。

 

 ※ 島田市市民活動センターとは、行政と市民(市民活動団体)との中間にあって、市民活動の諸々の相談に乗る(設立・資金など)と共に、活動紹介や連携・協働(行政・事業者・市民活動団体)を推進しています。

 

同センターは毎年この時期に、市民活動の「活動シート&アンケート」の提出を求め、提出活動シートを、同センターや地域交流センター歩歩路に展示し、広く市民に活動を紹介すると共に、興味のある団体への入会や活動への参加を促しています。

 

活動シートを提出している団体は40団体(市民活動センター管理)、島田市にはNPO法人が27団体(市民協働課管理)、島田市エコ活動制度に登録している団体は10団体(環境課管理)あります。

 

しまだ環境ひろばは、これら全てに団体登録をしていますので、かなりの団体がダブっています。

 

島田市は活動によって各所轄課や各種センターが管理しているので、全体構成は分かりませんが、一人団体も含めると200~300団体あると言われています。

 

去る11月28日(月)、「地域と人がつながるおもしろマチ!!」と題して、第一部は飯倉清太氏による講演「これからの地域と人のつながり方」、第二部は地域で活動する3団体の活動紹介と討論「身近な協働のリアルな本音~実践者とのクロストークで交流しよう~」が開催されました。

 

会場には、市民活動センターに登録した団体の活動シートが展示され、講演も討論も大変有意義でした。

 

今、市民活動の悩みは活動資金不足もありますが、それよりも高齢化・後継難・会員不足による団体の存続問題と、連携・協働の稀薄と、やりがい・達成感の稀薄です。

 

高齢市民活動団体が活動の継承が出来なく、どんどん消滅しています。

 

若人の市民団体も芽生えてはいますが、高齢市民団体の減少の方がスピードが速い。

 

市民活動センターも、活動紹介や講演会・シンポジュームなどなど、活動の伝承を促すイベントを開催し努力していることは良く分かります。

 

一番足りないのは、市政・施策の立案~実行・評価に、市民(市民活動団体)が参加していないことで、肝心なことは施策に市民を巻き込んで、「真の協働」を実現することです。

 

お祭りやイベントだけの参加は、真の市民参加とは言えません。

 

今、市民活動に不足しているのは、会社や団体をリターヤーした65歳~75歳の知力や技術を持った市民の参加が少ないことです。

 

少なくして来てしまった、と言っても過言ではないでしょう。

 

人口減、税収減は、確実に市政を圧迫し、これまでの市民サービスを維持して行くことはできなくなるでしょう。

 

そのためには、市民の参加・連携・協働が必要なのです。

 

気が付いた時には遅いと言われないように、から市民づくり、人材づくりをして行くことが肝心です。